愛と自由と狂気を混ぜて2で割った物 | ナノ
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面談も終わり、皆の所へと戻るとなんとレオリオさんしか居ませんでした

皆さん、どこに行ったんでしょう?


「チャオですレオリオさん」


「おっ、おぉチイか」


レオリオさんは私が話しかけると驚いた顔をした

なんですかその顔は

まるで街中で殺人者に出会ってしまった様な………よく考えたら私って人殺しでした


「……最初に言っておくぞ、チイ」


「はい、なんでしょうか?」


「俺はお前が恐い!!」


ドーンって効果音が出そうなほどレオリオさんが堂々と言った

ここまで堂々とされると逆に清々しいです


「正直言って今も足がガクガクしていて逃げ出したい気分だ」


そう言ってるレオリオさんの足は実際に足がガクガクしていました

ここまでガクガクしてると人体の神秘を見ている気分になります


「はぁ……でもまぁ、レオリオさんの言い分は正しいと思いますよ?」


「へ?あ、あぁ」


実際、私の今までの行動を見て恐いと思わない人はよっぽどな環境で育った人だろう

一般人から見たらあんなに簡単に人を無残に殺せる人間なんて恐いに決まっている

だから、レオリオさんは正しい、間違っていない、正常です


「安心してくださいレオリオさん、私はレオリオさんを殺す気なんてないですよ」


「へ、そ、そうか」


「だって好みのタイプじゃないですし」


「好みのタイプなら殺してたのかよ!!」


いやー、だってねぇ………好みのタイプならヤりたいって思うのは普通でしょ?

ただし発展途上の子は別です


「それに、レオリオさんみたいなタイプも苦手なんですよね」


「ん?なんか言ったか?」


「いえいえ、何も言ってませんよ」


貴方みたいな普通の人は、どうも扱いづらいですから



-嫌いな食べ物-
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