嫌われで悪女の本性がバレたところから始まる。

ヒロインは氷帝のテニス部のマネで、普通の女の子。合同合宿で他校の幸村とか柳、手塚や不二、乾とかが傍観→味方になって、悪女の本性をバラす事に成功する。

真実がわかり、「すまなかった」「ごめん」と頭を下げて謝る氷帝テニス部にヒロインはにっこりと笑いながら口を開く。

「もういいよ」

許してもらえたんだと涙を流しながら、顔を上げた氷帝テニス部だったが…、

「あんた達の事なんて、もう、どうでもいいよ」

そこにいたのは無表情でテニス部を見つめるヒロインだった。
そして、追い討ちをかけるように差し出された退部届け。

「どうしたの?受け取らないの?私に辞めてほしかったんでしょ?あんなに私を殴ったり、蹴ったりしてまで、私を辞めさせようとしてたじゃない。ほら、あんた達のお望み通りに辞めてあげるって言ってあげてるのに。まさか前のように戻れるとか思ってたの?許してもらえるとか思ってたの?ハッ、戻れるわけなし許せるわけないでしょ。あんた達、今まで私にどんなに酷い事してきたか覚えてないわけ?あんた達の顔なんて二度と見たくないわっ!!」

そう言い放ったヒロインには以前の明るさはなく、ただただ鋭い目付きでテニス部を睨み付けるだけだった。

そこで漸くテニス部は気付きました。

自分達が犯した罪の大きさを、自分達が以前の彼女を殺してしまったのだと…。


と、以上がプロローグになります。

取り敢えずヒロインは氷帝生のままで、金銭的な事情もあるけど自分をイジメた人達に罪悪感を感じさせるためだったりする。自分を見る度に苦しそうな表情をするテニス部を鼻で笑ってます。だって自分はそれ以上に苦しんだから。

退部届けは受理されてないので、一応マネのまま。以前のように戻って欲しい、許してほしいというテニス部の希望で跡部が預かっている。

ヒロインをテニス部に戻そうと暇さえあれば話し掛けるテニス部ですが、ヒロインは無視したり、イジメられてた頃の話をしたりして、傷付くテニス部を嘲笑う。

そこに、逆ハー狙いのトリップ主を投入。

テニス部を邪険に扱うヒロインに激怒し、私がテニス部を助けるんだ!とヒロインに突っかかってくるようになる。

テニス部や他の生徒達からしたら、トリップ主の言動から悪女を思い出してしまい、自分達は勿論のことヒロインにも近づいてほしくない。

自分達よりはヒロイン優先なので、トリップ主がヒロインに近づかないようにと嫌々ながら接触するテニス部のせいで、トリップ主の勘違いに拍車がかかる。

取り敢えずテニス部VSトリ主の話になります。



なんか、中編とかで書ければいいなぁ…。

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