跡部達が氷帝の高等学校に入学するところから始まる。 高等部の入学式の日、跡部達テニス部のメンバーが登校してきた瞬間、騒ぎ始めるギャラリー。氷帝コールまで起こったりする中、高等部でも俺様がキングだ!と満足気な跡部。 そんな時、跡部達がいる後方で一際大きな歓声が上がる。何だ?と跡部達が振り返った瞬間、何かが猛スピードで走り去って行った。 それは、ママチャリに乗ったヒロイン(笑)。ママチャリとは思えない程スピード出てます。しかも、そのママチャリはかなり派手! 呆然とそれを見送る跡部達や1年生達。先輩達は朝からお会い出来るなんて感激ですわ!と、騒いでいます。 しかも、入学式に生徒会長として壇上に上がったのがその女生徒。登場の仕方や挨拶に再び唖然とする新入生達(笑)でも、2・3年生はやっぱりキャーキャー言ってます。 唖然としすぎて、中等部の時のように俺様がキングだ!とお約束な発言するのを忘れた跡部。その時から、跡部はヒロインにライバル心を燃やします。 そのライバル心がいつしか恋心に発展するかもしれないし、しないかもしれない話。 ●『天才と馬鹿は紙一重』を地でいくヒロイン。なので、氷帝史上類を見ないほどの天才だが、それよりも奇行が目につく。 ●家柄等に縛られるお坊っちゃん&お嬢様が多い氷帝では、ヒロインの自由奔放な姿に憧れを抱くらしい(笑) 氷帝生の多くがヒロインのファンクラブに入っている ●毎朝ヒロイン校門から校舎までママチャリで爆走する光景が、今では氷帝の名物に。それは(無理矢理もぎ取った)ヒロインのみの特例。 ●ママチャリの装飾は月1で変わる。その装飾はヒロインのファンクラブが1ヶ月かけて作成。 ●ヒロインのハマった物や食べ物が女子中高生の間で流行する。ヒロインを真似る氷帝生→それを他校生が真似る→それをまた他校生が真似る、こうして全国に広まっていくとかいかないとか(笑) 中等部時代にあの跡部や榊先生を受け入れられた氷帝生なら、どんな変人でも受け入れられると思う。 取り敢えず、ヒロインの奇行に跡部&テニス部が振り回される。 ママチャリで爆走するヒロインが書きたいと思ったことから、出来上がった話。 [*前] | [次#] |