Aimai4cm
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2009/09/08
20:00
今日は田井さんにとってなんだかいろいろと楽しい1日だったようです。
数学の時間、田井さんは「今日は黒板に書きに行くねん!」意気揚々と張り切っていました。きっと、黒板に書きに行くと成績が良くなるからでしょう。 そして、先生が「じゃあ、この問題誰かに書いてもらおうか」と言ったとき、田井さんは頑張って黒板までダッシュしたのに! ダッシュしたのに! 可哀想なことに他の子に先を越されてしまいました。 「あらら」と、席から眺めていますと、唐突に田井さんは、持っていたノートを教卓にバチンと叩いて黒板の前を後にしました。
O先生「そんなに怒らなくても…」 クラスのみんな「(爆笑)」 田井さん(あれ?なんでみんな笑ってるんだろ。ウケたんだったら、まーいいや)
昼休みに田井さんに「なんであんなにキレてたの?」と、Sちゃんが訊ねてました。それに対し田井さんは「え、全然キレてなかったよー(´∀`*)」と答えていました。
「そそそんな恐かったのかなあ。そんな怒ったわけじゃないんだけどねえ。ていうか、自分、こええええ。」 と、田井さんは私だけに語ってくれました。
…………………
体育の時間が始まる前。 着替えを終えてロッカールームを出たら、出たすぐそこの生け垣にクラスメートが集まってて、「誰か、捕まえれる人居ないー?!」と声をかけてました。私は虫とかそーいうの大好きだから、ちょうど一緒に居たいけまとその生け垣に駆け寄りました。 見ると、小さめのトカゲ、尻尾がブルーのやつが居ました。 Kさんが「ねえねえ、しっぽちぎったのが見たいんだけど!」って言うから、私はその辺のコンクリートの地面を逃げ惑うトカゲを追いかけ追いかけ追いかけて、素手でトカゲを捕まえました。 女の子の集団はきゃあ!と、いけまとKさんはウオオと歓喜の声を上げ、私はニヤニヤしてました。 本当は、もうちょっとトカゲと戯れたかったんだけど、誰かさんがしっぽしっぽ言うので、トカゲのしっぽだけを指先で掴みました。 すると、トカゲが自らブルーのラインが特徴的なしっぽを切り落とし、逃げてゆきました。 残されたしっぽは残された力を振り絞りウニウニと動いて、周囲の女子はキャアア!と声を上げました。私といけまは、段々と動きが鈍くなってゆくしっぽを摘まんで、ニヤニヤと笑ってました。
楽しかったので、またトカゲを捕まえたいです!
…………………
体育の時間。 前回同様、暇人してました。木陰ニートですよ。 みんなで笑笑お喋りするのは楽しいけれども、やっぱり練習した方がいいのかああ。でもメンバー足りないしい? どーしよー! と 私が考案したのは「スキップで運動場1週!」という緩い運動でした。
田井「ねえねえ。やろーよー!」 メアリー「ええー。スキップ嫌だー」 田井「ねえ。いけま、スキップしよー」 いけま「え!! ぇぇー」 田井「うむ。飛沫、スキップしよー」 飛沫「え。別にいいけどー…」 田井「じゃ、行こー!!!」
と、飛沫の手を引っ張って、るんたった♪と木陰を飛び出し、運動場へお手手繋いでスキップしていきました。 しかし、曖昧50m行ったところで、運動場1週の私たちの夢は崩れてしまいました。
走行距離を着々と伸ばす私たちの前に、体育のゴリラみたいなオッサンの先生が現れました!
田井と飛沫「わ!」
スキップを止めて立ち止まりました。 「何遊んでるねん!」と怒られると思って構えたら、ゴリラ先生は私たちを見てにこやかに笑うだけでした。
手を繋いでらんらんるーと2人の女子が笑顔でスキップしているのを、見られてしまいましたっ!
うあああんと、スキップを止めて木陰に駈けてゴリラ先生の良からぬ妄想から逃げましたっ!
ゴリラ先生の意味があるのかないのかわからないあの微笑みが 今でも脳裏に思い出されます。使役、尊敬、自発、可能、の自発です!
……………………
5人グループで合わせて1000円以内のお菓子を持ち寄って、会食するという謎の授業が金曜日の家庭科であります。
それで、私のグループは美味しいホールケーキとかドーナツとか買おう! と誰かが言い出したのね。 普通はスーパーで買ったポテトチップスを持ってくるでしょ? ホールケーキとか、そんな発想は庶民の私には無かった!皆無だった! しかも、「○○のケーキ屋さん、めっちゃ美味しいの!」とか、そんなローカルな話知らん!
そんな感じに、周りの子たちは超お嬢様なんだろうな、と最近ひしひしと感じてます。医者の子や社長令嬢がこの中に密かに混じっているなんて、本当に恐怖だわ!畏怖を覚えるわ!
でも、ケーキ楽しみです。1000円で買えるか知らないけど。
壁に耳あり、障子にメアリー
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