2010/01/24

19:43

彼「ああ、胃が痛い。俺はガンになってしまったんだ。いつ死んで灰になるかわからない。家族にお別れを伝えるのはいつが良いだろう？ でも俺がガンになったことを知ったら、あの冷たい両親は俺に温かくしてくれるだろうか？ 何年も会ってないのに。それなら、静かに消えていった方が良いのかもしれない。死ぬまでにどこか誰にも見つからない場所へ。いや、その前にまず医者だ。」

そして病院。

彼「あのぅ。ガンですか？ガンですよね、やっぱりガンですよね。こんなに痛いなんて、絶対ガンですよね。痛い痛い！俺はもうすぐ死んじゃうんだ！」

医者「大丈夫ですよ。ガンじゃありません。ただの胃潰瘍です。」

彼「あ、やっぱり。」



What he had supposed to be a cancer turned out a stomach ulcer.

「彼がガンだと思っていた病気は胃潰瘍であることがわかった」


ガンと胃潰瘍、そして彼