休日、ヴァサゴと。

※小説のネタバレががっつりあります。
付き合ってません(重要)。

毎度のことながらヴァサゴ君からの愛が重い。

※色々見慣れない用語が出てきますが、それについては補足をご覧ください。
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 SAOファミリーは、キリトの知らないところでこう言われている。

 「キリト親衛隊」と。

 SAOに関わったもののほとんどが、キリトのファンになる。
 そして、特に交流の深かったものは、高確率でキリトに恋をする。

 キリトは、そんな事実を知らずに、今日も仕事をこなすのである。


────────────



▼クエスト:休日、ヴァサゴと。


 新しい朝である。
それはそれとして、昨日ユージオに送り届けてもらってからの記憶がない。
アリスからメールで「ユージオをあまり誘ったりしないように」ってきてたけど、俺はなにかしたんだろうか。
ドラマの中では酒には強い設定だったキリトだが、そもそもゲーム内で酒を飲んでも酔うわけがないのである。
そして、こちらの俺は未成年。
ついでに酒に強いかと言われると、飲み慣れていないのでわからない、と言うところだろうか。
昨日のチョコレートの中の酒は度数が高かったのだろう。未成年もいるところにそんなチョコを置いておいた奴が悪い、と責任転嫁をしておく。
まぁとりあえずそれは置いておいて、今日は久々の一日オフなのである!

「……たまには、あいつと過ごすのもいいかもしれないな」

独り言を呟いてから、俺は私服に着替えて、髪を整えて、歯磨きを終えて、電話をかける。
数コールしてから繋がった相手に、声をかけた。

「おはよう。今平気か?あぁ、ならよかった。今日確かお前もオフだったよな?
そう、久しぶりに外でなんか食べたいと思ってさ。へえ、そりゃ楽しみだ。
それなら場所は……駅でいいか?あぁ、わかった。じゃあ、またあとでな」

通話が終わると、俺は上機嫌で玄関を開けた。


「ヴァサゴとランチ、楽しみだなぁ」


+++



 ヴァサゴ・カザルス。
SAO内のPoH役にして、超人気外国人モデルである。

 日本国内で主に活動している彼は、SAOへの出演をきっかけに爆発的人気を遂げた。
特に最近の活躍は目覚しく、ドラマに映画、雑誌とどこも引っ張りだこである。
その美しいルックスと、驚異的なカリスマ性で周囲を引きつけ、目を奪って離さない。
話術もさる事ながら、女性の扱いも心得ており、去年の抱かれたい男No.1に輝いた。

そんなヴァサゴとキリトは、SAOの共演をきっかけに、とても親しくなった。

ヴァサゴがキリトを一目見て気に入り、キリトもヴァサゴの演技に感銘を受け、お互いの相性もよかったことから、すぐに打ち解けあい、友人関係を結んだ。
主人公と、因縁の相手という役割だが、それは役の話。
実際は、SAO界のアイドルキリトと、モデル界の帝王という組み合わせである。
──────そういうことに、なっている。

 勘のいい周囲のものたちは、ヴァサゴがキリトを"気に入りすぎている"と察している。
つまり、ヴァサゴもまた、キリトの魅力にやられた一人である、と周りは認識している。
そんなヴァサゴも、キリトたちと同じSAOファミリーの一員である。

キリトと同じ休日、つまり、キリトを誘うにはうってつけというわけだ。

決して、キリトの休日を狙って同じ日に休みをもぎ取ったわけではない。
そう、決して。


+++


 休日を愛しいキリトと過ごすため、どういった名目で誘おうかと考えていたところ、キリトの方から着信があった。
驚いたが、とりあえず通話ボタンを押す。

『おはよう。今平気か?』

愛しいキリトからのモーニングコール。
口元がにやけそうになるのを抑え、平静を装って答える。

「問題ねえよ。どうかしたか」
『あぁ、ならよかった。今日確かお前もオフだったよな?』

キリトから確認を取られ、オレは若干期待をしつつ、素直に打ち明ける。

「ああ。よく覚えてたな。もしかして、ランチのお誘いか?」
『そう、久しぶりに外でなんか食べたいと思ってさ』

なんと言うことだろう。
まさかキリトから誘われるとは思っていなかった。
思わず口角が上がるのを自覚しながら、返事をする。

「そうか。なら、オレがいい店知ってるから、そこだ」
『へえ、そりゃ楽しみだ。場所は……駅でいいか?』

キリトがそう問いかけるので、問題ないと答える。

「ちゃんと顔隠してこいよ。10時な」
『あぁ、わかった。じゃあ、またあとでな』

 キリトからの通話が終わると、俺は自分でもわかるほどの気分の高揚を感じ取り、笑みを浮かべた。
そうと決まれば、いろいろと準備をしなくては。
あぁ、そういえばキリトは甘い香りが好きだった。

髪をかきあげながら、とびきり甘い香りのする香水に手をつけた。
しつこくならない程度に振りかけ、服を選ぶ。

楽しい休日になるのは、間違いない。


+++


 集合時間10分前に待ち合わせ場所に到着すると、既にそこにはキリトがいた。

「待たせたか」

俺が声をかけると、キリトはぱっと顔をあげて笑った。

「いや、俺も今来たところ」

まるでどこかの恋愛漫画みてぇだな、と笑うと、キリトも確かに、と笑った。

「じゃ、エスコートは頼むぜ、ダーリン?」

キリトがいたずらっ子のように笑うので、俺も「オーケイ、ハニー」、と笑った。
こう言うやり取りが恋人でもないのにできてしまう、この状況がおかしくてたまらない。

「……に、してもお前、私服も黒か」

 ジロジロと上から下までファッションチェックを終えたヴァサゴは呆れたようにそう言った。
流石に上から下まで全身黒づくめではないが、黒のキャップに、グレーのシャツ。その上に赤のラインが入った黒いパーカー、それから色落ちしたジーンズ、黒のスニーカー。
ついでのように伊達眼鏡。
有名人なので目深にキャップをかぶるのは仕方ないとしても、黒い。
……別に似合っていない訳ではない。はっきり言ってしまえば可愛らしい。
遠目から見ればボーイッシュな女子にも見えるぐらいだ。
しかし、これは桐ヶ谷和人である事を隠す気があるのかないのか。
ナンパされてねえだろうな、と余計な心配をする程度には可愛い。
 ちなみにオレはビッグフレームのサングラスをかけ、ゆったりとした群青のパーカーの下に白いTシャツ、黒のジーンズを着ている。俺の方は比較的まともな「デートの服装」と「お忍び服」といったところだろうか。
アクセサリーも全てはブランド品だが、キリトはあまり気にしていないらしい。
オレの言葉を聞いたキリトが、拗ねたように口を尖らせた。

「い、いいだろ別に。好きなんだから」
「……オレが選んでやろうか」

完全に下心からのセリフを、キリトはどう解釈したのか、うへぇと口に出した。

「PoHの趣味と俺の趣味全然違うじゃん」
「現役モデルのセンスをなんだと思ってンだ貴様」
「だからだよ。お前みたいな色気がない俺には似合わないって言ってんの」

ツンと口を尖らせるキリトがあまりにもかわいいことを言うものだから、理性を保つためにキリトの頭を小突いた。

「……まあいい。とりあえず飯だ」
「お、待ってました」

 コイツは、超が付くほどの鈍感だ。
男が服を贈る意味を、考えもしなかったのだろう。
色気より食い気なキリトもかわいいが、もうすこし気を配れと言いたい。

「……そういえば」
「あ?」

キリトは俺の隣まで歩いてくると、すん、と鼻を鳴らした。

「今日のヴァサゴの香水、甘い香りがするな。俺、この匂い好き」

ふふ、と笑うキリトを襲わなかった自分を、心の底から褒めてやりたかった。



+++



「へぇ、こんな店あるんだ。知らなかったな。ここよく通るのに」

 キリトを連れてきたのは、お忍びデートには丁度いい店だった。
デートコースに入れても文句なしのインテリアとデザイン、そして味のイタリアンだ。
人目を気にすることがないように個別に部屋分けされている。俺のような芸能人も出入りするので、そう言ったことに関しても問題はない。
そして、キリトも俺も、売れているのであまり値段は気にしていない。
もちろん最初から奢るつもりではあるが。

「なあ、なんかオススメってある?」

キリトがキラキラした目をしてこちらを見るので、俺はサングラスを外して言った。

「まぁ、無難にパスタじゃねぇの。食いたいもん食えよ」

それを見て、この店なら人目を気にせずともいいのだとわかったキリトがキャップと伊達眼鏡を外した。

「んー、ならこの夏野菜のパスタにしようかな」

つつ、とメニュー表に指を滑らせるキリトに、俺は口元をほころばせた。

「ヴァサゴは?」
「俺は普通にピザだな」
「お、そっちもうまそう」
「あとでやるからとりあえず頼め」
「ん」

 楽しそうに笑うキリトを見て、俺は思わず口に手を当てた。
待ち合わせからここまで来るまでにも、なんども顔が緩みかけた。
狂おしいほどに、今この一瞬が愛おしい。
他の女ではこうはいかない。
いいや、女だけではない。
他の誰でも、キリトには敵わないのだ。
絶対に。

 キリトが暇つぶしに他のメニューに目を通しているのを見つめながらそう考えていると、すぐに料理が運ばれてきた。
ドリンクは2人ともコーヒー。キリトはミルクを入れている。
目の前に料理がならんで、さてとりあえず食うかと思った矢先に、キリトが俺にキラキラとした視線を向けてきた。
「なぁヴァサゴ、食べる前に、Mutterマターに写真あげていいか?」
「?」
「『ヴァサゴとランチなう』って言っていい?ていうか写真撮らせてくれ」

 オレに期待した眼差しを向けるキリトに、あぁそういえばコイツはファンにむけてそういうサービスもしてるんだったな、と遅れて気がついた。
俺はいいことを思いつき、頬杖をつきながらキリトに笑いかける。

「なら、オレも撮っていいよなァ?」

と。完全に出来心だったが、キリトの写真を堂々と俺のフォルダーに入れられるなら悪くない提案だ。
そして、その写真をみたファンが俺とキリトの関係をいろいろ噂するっていうのも悪くない。
親交が深い、食事をする仲、付き合っている?ファンの妄想というのは、今回に限ってはありがたいものかも知れない。ことに、日本人はそう言った噂話が大好きだろうから、反応は大きくなるに違いない。
 俺は普段Mutterに基本的に仕事の内容しかポスト(投稿)しないが、今回なら事務所も何も言わないだろう。
むしろ、そういう一面もある、とかキリトと良好な関係、というプラス点が働いて、ファンが増える可能性の方が大きい。メリットはあれど、デメリットはほとんどない。
思い当たるところがあるとすれば、キリトを好いているファンやSAOファミリーに恨まれることぐらいだろうか。だが、基本的にキリトが楽しんでいることを羨みこそすれ、中傷はしない連中だ。
やはり、問題はないだろう。
まぁ、文句を言ってきたとしても、今この瞬間に邪魔ができるやつはいないのだから、構わない。

「ヴァサゴもMutterやってるのか?」
「あぁ」
「へー、気付かなかった!あ、名前が英語だから引っかかんなかったのか。
フォローしておくなー。あと、俺の写真上げるんだったらちゃんとしたの上げてくれよ?」

 キリトはそんな事をまるで考えていないのだろう。嬉々としながらスマホの画面を操作している。
そして、頬杖をついて、キリトにいつも通りの笑みを───キリトに対してのみしか浮かべていない、緩んだ表情の俺を、パシャッ、とカメラに収めていた。

「おい、撮るなら撮るって言え」

俺が文句をつけると、キリトはふふーんと声を上げた。

「いつ撮ってもかっこいいんだからいいだろ?それにもうアップしちゃったもん」

 もん、ってなんだ。
俺は仕方なくスマホを取り出すと、キリトのアカウントをフォローした。
俺のフォロー数は1。キリトのものだけだ。
……さすがに、K監督から声がかかることはないだろう、と思うが。

「お、早速リプ来てる」

 キリトは楽しそうに画面を操作する。
キリトのフォロー数は、SAOファミリーとその関係者だけだ。
フォロワーはとんでもなく多いが。100万は軽く超えていた気がする。

「えっ、あ、アスナからだ」

オレはそれを聞いてこめかみをぴくりと反応させた。

「えっと、『@kiritoxxx そこどこ?やけにデレデレした表情じゃない』だって。
……これ絶対俺じゃなくてヴァサゴに向けての一言だよな」

 まさかデート中にあの女の名前を聞くことになるとは。
ならば、オレも仕返しをしてやるとしよう。
キリト本人は知らない話だが、抜け駆けしようとすると他の奴らが威嚇して来るのはいつものことだ。

先にキリトへ運ばれたパスタを、俺に断わってから、冷める前にいただきまーすと手を合わせて、パスタを口に運んだ。
俺はその瞬間を狙って、カシャッとスマホのシャッターを押した。

「えっ今撮った!?」
「貴様もさっき何も言わずに撮っただろう?さて、どれぐらいRPリポストされるんだろうな」
「……って、おい!『キリトとデート中』ってなんだよ!」
「間違ってねぇだろ、ハニー?」

 俺はクックッと喉を鳴らした。
顔を赤く染めるキリトが可愛らしい。
俺はMutterの通知をオフにしているが、キリトはあわあわとスマホを見ている。

「うわああああどうしようRPもう3000超えちゃってるファボされまくってるっていうかヴァサゴのポストみたクラインたちの反応これどうしてくれるんだおい!」

俺は慌てふためくキリトを見てこらえきれずに吹き出すと、スマホを取り上げた。

「クク、クハハ……ッ!お前、デザートも食うんだろ?さっさと食えよ。時間なくなるぜ?」

キリトは頬を赤く染めてなにかを言いたそうにこちらを見ていたが、フォークをもう一度取ると、素直に食べ始めた。

「ここおごってくれたら許す」
「なら、奢ったぶん楽しませろよ?」
「〜〜〜今日は、お前がエスコートしてくれるんじゃないのかよ……っ」

 負け惜しみのようにその言葉を放ったキリトに、俺はまた笑った。
運ばれてきたピザをキリトにひと切れ渡して、この店イチオシのデザートのティラミスを追加で注文し、それをキリトに差し出すと、キリトは目を輝かせて、機嫌をすぐに直した。

──────ちょろいヤツ。

キリトがうまそうにティラミスを頬張っているのを笑みを浮かべながら見つめていると、キリトから奪ったスマホにメールが届いた。
そのメールがオレにとって悪いものである予感がしたので、キリトには知らせずにそっと自分の胸ポケットにしまった。
メールであるなら、緊急性は低いだろうと判断してのことである。
何より今日は休日であり、仕事の連絡は必要最低限のものであるはずだ。一応メールの差出人へ目を向けると『ユージオ』の文字。
あぁ、やはりそうかと考えてから、キリトには知らせないでおこう、とキリトには滅多に向けない笑みを浮かべた。
それから、普段通りの表情に切り替えて、キリトに問いかける。

「キリト」
「?」
「このあと、どうしたい?」

俺はコーヒーを飲んでいるキリトにゆったりとした落ち着いた声で聞いた。
先ほどのメールの相手が誰であれ、キリトとのデートは邪魔させない。

「……お前、もう全部決めてるんじゃなかったの?」
「初デートでオレにばっかり付き合わせるのは悪いだろう?」

そう言うと、キリトは頬を染めて「はつ、でーとじゃ、ないし」ともごもご喋っていた。
それから、コーヒーをぐいっと飲み干したキリトは、俺をちらりと見てから

「……でも……じゃあ、俺に似合う服、選んで」

と、目をそらしながらそうこぼした。
耳が赤いのは、先ほど言われた恥ずかしさをまだ消化しきれていないからか。
そんなキリトを愛おしいと思いながら、俺は確認をとる。

「わかった。そうだキリト、今日仕事の依頼は本当にないか?」
「ないよ?だからヴァサゴに連絡したんじゃん。いきなり仕事入れられることもないと思うなー、最近落ち着いてきたし。ドラマも映画も絶好調だから、コラボのお誘いとか以外基本的には断ってるはず。
あ、あとさっきお前が取り上げたやつ、仕事用じゃないから貸してるだけだからな」
「あぁ、使い分けは大事だよな」
「?ああ、仕事とプライベートは別にしてあるよ。ヴァサゴもそうだろ?」
「あぁ。……ならいいか」
「さっきから何の話?」
「いいや、こっちの話だ」

 キリトからも確認が取れた。ということは、あのメールはキリト個人のものであり、なおかつ相手はあの男。キリトの休日を共に過ごそうとしていたに違いない。ならば、無視しても構わないだろう。
あとでキリトに怒られるだろうが、知ったことではない。
デートを邪魔される方が、俺にとっては問題だ。

「なら、行くぞ。オレ様が直々に選んでやるんだ。すぐに終われると思うなよ」
「うっ……お、お手柔らかにお願いします……」

それでも、嫌だと言わないところがキリトらしい。
オレはキリトの分の代金も払い、店を出た。

せっかくのデートだ。
たっぷりと時間をかけて、この素晴らしい日を過ごそうじゃないか。



+++



「今日は楽しかった。お前といると、楽しいし飽きないよ」

 店を出ると、もう夕日が出ていた。
キリトは大きな紙袋を抱き抱えながら、オレにそう言って笑いかけた。
とろりとした表情が、俺の心を撫で上げる。

「そりゃ何よりだ」

いいムードでの帰り道、俺はこれまで隠しておいたこのデートの「とっておき」を、キリトに話すことにした。

「あぁ、そうだキリト。お前に重大発表がある」
「ん?なんだよ、改まって」

キリトは立ち止まって、こちらを見つめていた。
俺はその表情をみて、笑みを浮かべる。


「近々、俺も貴様の住んでいるマンションに住むことになった」


「…………は?」

ぽかん、と口を開けるキリトに、追撃する。

「ついでに言うと、貴様の隣の部屋だ。
──────よろしくな?」

サングラスをずらし、キリトの瞳を覗きながら、至近距離で囁くと、キリトは意味を理解した瞬間、「はああああ?!」と声をあげた。
俺はそんなキリトの反応にとても満足しながら、胸のポケットからキリトのスマホを取り出した。

「じゃ、送ってくのはここまでだ。
オレも今日は楽しめた。今度デートするときは、その服着てこいよ」

そう言ってキリトにスマホを返すと、キリトは顔を赤く染めたまま数秒間固まって、俺が帰るのを見送っていた。
それを確認した俺は、心の内でつぶやいた。




あぁ、思ったとおり、楽しい休日だった、と。



日、ヴァサゴと。




END!
――――――――――――――――――

ヴァサゴ=PoHが確定したところで、私もこちらの設定をいじり、なおかつ過去の自分の文章が解釈違いを起こしていたので書き直しました。
K監督とヴァサゴの関係はおいおい書いていきます。
まぁお察しの通りではあるのですが、そこは仕様でお願いします。

ピザとパスタが食べたい。



加筆修正:2017/08/21
加筆修正:2018/06/14

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