お前等はどうして 3

「お、おい!待てって、PoH!」


――――――そして、冒頭に至る。


正直どうして追いかけてきてしまったのかわからない。

どうせ理由なんて、“ただの気まぐれ”なんだろうに。

「PoH・・・説明しろよ。
なんで俺にあんなことしたんだ」

顔が熱い。

PoHが俺の頬を撫でているだけなのに。

「あんなこと・・・とは、何のことだろうな」

ニヤリと笑われれば、かぁっと頭に血がのぼった。

「わかってるクセに・・・!!」

ぎゅっと音がするような力で
頬に触れていた手を握る。

「hum・・・言ってみろ。俺がお前に何をしたか」

顔が近い。
そんな綺麗な顔を近づけられたって、
俺は嬉しくない。
だから、赤くなるのだっておかしい。
なのに、ますます頬に血が上る。

「うぅ・・・っ」

涙目になるのだってわざとじゃない。
だって恥ずかしいだろ!?

「どうした?言わなければ、俺は思い出せないぞ」

ニヤニヤわらうな!
こっちは本気で恥ずかしいんだよっ!!
だが、いつまでもこの状態では拉致があかないと判断し、
意を決意して口を開いた。

「お、お前が・・・キスとか・・・
指、を口に・・・ああぁああ!!
もういいっ恥ずかしすぎるだろこんなの!!」

そういってPoHをにらむと、
PoHは満足そうに口のはしを持ち上げた。


「・・・ヘッドってすげぇいい性格してんなー」

しみじみとジョニー・ブラックがいう。

その横で、ザザが不満げにシュウシュウと吐息をもらす。


お前は、わかって、いない。
どれほど、俺達が、お前を、思っているか、など。


「さて・・・ここまで来て、無事で帰れるなんて
思ってねぇよな?」



PoHの笑いを含んだ声が、俺の頭にこだました。

俺は・・・それを確かに、期待していた。








END!







――――――――――――――――――
■反省文■※飛ばしていただいてけっこうです

中途半端な終わり方ですみませ・・・(´;ω;`)
オチなどなかった。
書きたかっただけだった。
ザザの口調が行方不明です。

誰かあっしにPoHキリをください・・・!!

PoHはやく全体像ホシイナー


おそまつさまでした!

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