01. クラスの人に迷惑です。

「(今って休み時間だよね?なのになんで私休んでないんだろ。)」私は今日も自分の机の前から延びる行列に私は深いため息をつくのです。


原因は私の特技である占い。
たまたま一人の女の子に恋占いをしてあげたらそれが見事当たってしまっいその子がその友達に話して‥そして友達の友達の友達の友達…まぁ、広がったんです。噂のすごさを思い知りました。

もともとは私の趣味で始めたトランプ占い。それが私の休み時間を奪うなど考えもしませんでした。極めすぎたのかな?あーあ、私って罪な女だわ〜(笑)

☆・☆・☆・☆

「え〜、私休み時間がほしいんでどっかで区切ってくんない?」「ここでどう?」「えー!私どうしてもこの時間に占ってもらいたいのに!」「じゃあここで。」「俺だって!」「じゃ、ここ」「そんなのずりーだろ!」「‥ここで」「いやー」「…(なにこれきりがない)」「おい、お前諦めろよ音無さんが困ってるだろーが」「はぁ?だったらお前が諦めろ!俺はどーしても今じゃなきゃダメなんだよ!」「俺だって!」ギャーギャー
イライラする‥バンッ!!「「「!!?」」」「はーい皆さん注目ー。えーっと今日の占いは終了したんで解散してくださーい。クラスの子の迷惑でーす」「じゃあ私の占いは?」「しない」「俺どーしても占ってほしいんだけど!」「どーしてもしない」「でも…!「しつこいよー?桔梗ちんがしないって言ってんじゃん。」お、お前に関係ねーよ!!」「しつこいって聞こえなかったかなー。ひねり潰すよ」「むっちゃん!」救世主参上!「桔梗ちん相変わらず人気だねー」「人気者は辛いぜ」いや、本当に。



(お昼ご飯行こー)(もう私お腹ペコペコだよ)


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