駄ン文ロンパ119
2015/08/04 06:00

【傍若無人! 左右田様5】


ソニア「破壊神暗黒四天王さん達は可愛いですね!」

田中「ふっ……偽りの姿に魅せられるとは、貴様も哀れな人の子よ」

左右田「〜♪」すたすた

ソニア「あ、左右田さn」

左右田「〜♪」するー

ソニア「え」

田中「お、おい左右田、俺様達を無視するとはどういうつもりだ」

左右田「……?」

左右田「!」はっ

左右田「おはようございますソニアさん! あと田中!」

ソニア「お、おはようございます」
田中「あ、おはようございます」

左右田「ふー……」満足げ

左右田「じゃ」すたすた

ソニア「お待ちなさい左右田和一!」ばばーんっ

田中「ソニア!?」

左右田「何事ですかソニアさん」

ソニア「いえ、その……」

左右田「……」

ソニア「あの……」

左右田「……」

ソニア「えっと……」

左右田「……」すたすた

ソニア「お待ちください! お待ちください左右田さん!」

左右田「何なんですかソニアさん。左右田さんは朝飯食べたいです」

ソニア「左右田さんにとって私と朝御飯どちらが大切なのですか!?」

田中「何を言っているのだソニアよ」

左右田「仕事と私どっちが大切なのよって聞いてくる妻みたいですねソニアさん」

ソニア「で、どちらですか!?」

左右田「……」

ソニア「……」

左右田「……」

ソニア「……」

左右田「……」ぐーっ

左右田「朝御飯」きりっ

ソニア「あ、朝御飯に負けた!?」がくがくがく

田中「落ち着けソニア! 奴は今餓えた狼、己が喰らう贄のことしか考えていない!」

ソニア「そんなっ、左右田さんが食欲如きで私を放置する筈が……!」ふるふる

左右田「花村ーっ、俺サンドイッチなーっ」

ソニア「花村さんに負けた!? あの花村さんに!?」がくがくがく

田中「落ち着け! 落ち着けソニアぁっ!」

左右田「……あ。ソニアさん、朝御飯もう食べたんですか? あと田中」

ソニア「はっ! そ、左右田さん……! いえ、実はまだ……」

左右田「じゃあ一緒に食べましょう。あと田中」

田中「さっきから何度も何度も俺様をオマケ扱いするな」

ソニア「一緒に……! はい! 食べましょう食べましょう! いっぱい食べましょう!」

左右田「勿の論ですよソニアさぁん! あと田中」

田中「だから……はぁ……もう良い……」

左右田「戴きます」

ソニア「戴きます! さぁ左右田さん、じゃんじゃんお食べなさい」ささっ

左右田「ん」もぐもぐ

田中「戴きます……ソニア、貴様もちゃんと食べろ」もぐもぐ

ソニア「判ってまふ!」もぐもぐ

左右田「ん」もぐもぐ

ソニア「左右田さん! 食欲は満たされましたよね? ね!」

左右田「ん」もぐもぐ

ソニア「では、私と朝御飯どちらが大切ですか!?」

田中「ソニア!?」

左右田「……」もぐもぐ

ソニア「……」

田中「……」おろおろ

左右田「……」もぐもぐ

ソニア「……」

左右田「……」ごっくん

左右田「ソニアさん」きりっ

ソニア「か、勝った……! 私ソニア・ネヴァーマインドは、遂に勝利を刻み込んだのですね……!」

田中「一体何の勝負なのだ……」

ソニア「左右田さんの優先度ランキングで一番を取り続ける勝負です!」

田中「……そうか……うん、頑張れ……」






ソニア「左右田さん! 昼御飯と私のどちらが大切ですか!?」

左右田「昼御飯」ぐーっ

ソニア「昼御飯に負けた!?」がくがくがく

田中「ソニア、頼むから学習してくれ……」



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