駄ン文ロンパ118
2015/08/02 06:00

【傍若無人! 左右田様4】


左右田「んーっ」ぐぐっ

狛枝「左右田君、何してるの?」

左右田「見て判らないんですかねぇ」

狛枝「背伸び?」

左右田「……」ぐぐっ

狛枝「……」

左右田「……」ぴょんっぴょんっ

狛枝「ごめん、凄く傷付くから無視しないでくれないかな……」

左右田「狛枝、あれ取ってくれ」

狛枝「スルーですかそうですか……まぁ良いや、僕如きが超高校級のメカニックである左右田君にお願いするなんて烏滸がまs」

左右田「取ってくれ」

狛枝「あっはい」

狛枝「ん……」ぐぐっ

狛枝「んん……」ぴょんっぴょんっ

狛枝「と、届かない……」ぴょんっぴょんっ

左右田「……」ぴろりーん

狛枝「左右田君、何で今写メ撮ったの」

左右田「動画」ぴろりーん

狛枝「……何で動画撮ったの?」

左右田「何かぴょんぴょん跳んでる狛枝が可愛くて」

狛枝「え……////」

左右田「まぁ嘘だけど」

狛枝「泣いて良いかな」

左右田「ん」

狛枝「何で携帯構えてるの?」

左右田「泣くんだろ?」

狛枝「撮る気なの!?」

左右田「撮ったら駄目なのか?」

狛枝「寧ろ何で撮って良いって思ってるの!?」

左右田「僕に人権は無いってお前言ってたし」

狛枝「あっ、そういえばそんなこと前に言ってたね僕。うん、自業自得だったよ」

左右田「だろ?」ぴろりーん

狛枝「だからって撮らないで欲しいなぁ」

左右田「狛枝凪斗観察日記に付ける写真が要るし」

狛枝「あはっ、どうせまた嘘なんでしょ? もうっ、左右田君ってば意地悪なんだから」

左右田「……」

狛枝「……」

左右田「あれ、どうやって取ろうか」

狛枝「ちょっと待って何でスルーしたの。えっ、マジなの? えっ? 左右田君?」

左右田「脚立……無いか」きょろきょろ

狛枝「左右田君、嘘だよね? ね? 観察日記なんて付けてないよね? ね?」

左右田「ブログのアドレス後で教えてやるから脚立取ってこい」

狛枝「まさかのブログ!?」

左右田「因みにクラスの奴等全員知ってるぜ」

狛枝「嘘だどんどこどーん!」

左右田「脚立」

狛枝「……何かもう、清々しいくらい左右田君が鬼畜だよ……」

左右田「そうだ、お前脚立の役な」

狛枝「鬼畜とか言ってごめんなさい」

左右田「謝罪は要らねぇから脚立になれ」

狛枝「わぁい、左右田君マジ鬼畜だぁ」(白目)

左右田「希望の踏み台になりたいんだろ?」

狛枝「そういう意味での踏み台じゃないんだけど!?」

左右田「……」

狛枝「……」

左右田「……」

狛枝「……あの、無言で見詰めないでくれるかな……左右田君の顔が怖いのもあって、凄いプレッシャーが……」

左右田「早く四つん這いになれよ」

狛枝「あっはい」すっ

左右田「ん」むぎゅっ

狛枝「うぐっ」

左右田「……」ぐりっ

狛枝「うっ」

左右田「……」ぐりぐり

狛枝「……ちょっ、左右田君!? 何で僕のこと踏み躙ってるの!? 何でぐりぐりしてるの!?」

左右田「Sに目覚めそう」ぐりぐり

狛枝「君もうとっくの昔にSに目覚めてるよね!? 確実に目覚めてるよね!? ねぇっ!」

左右田「……」ぐりぐり

狛枝「ちょ……駄目だって……あぁっ……新しい扉、開きそうっ……////」はぁはぁ

左右田「……」ぐぐっ

狛枝「あっ……何か気持ち良い……////」

左右田「取れた」とびおり

狛枝「あっ……」

左右田「狛枝、もう立ち上がって良いぞ」

狛枝「……」

左右田「狛枝?」

狛枝「ごめん、もう勃ち上がってるから……」

左右田「……」

狛枝「……」

左右田「蹴ろうか?」

狛枝「完全に目覚めちゃうからやめて!」



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