駄ン文ロンパ112
2015/07/21 06:00

【こんな三人は絶ッ対に嫌だ】




――夜――




日向「ふぅ……そろそろ寝るか……っと、目覚ましセットしなきゃなっと」かちっ




――朝――




\どっかぁああああああああん!!!!!!!!!!!/




モノクマ「爆発が確認されました! 一定の捜査時間の後、学級裁判を開きます!」

日向「そぉおおおおおおおおだぁああああああああっ!!!!!!!!!!!!」ぷすぷすぷす

左右田「くけけけけけけけけけけけけけけけっ!」げらげら

西園寺「あ、アフロヘアーになってるぅっ! あははははははははっ!」げらげら

澪田「うっひゃーっ! 創ちゃんってば斬新っすーっ!」げらげら

小泉「……ぷふっ……」ぷるぷる

七海「ふ、ふふっ……」ぷるぷる

日向「っ……左右田ぁっ! お前だろゴルァッ! 目覚まし時計を爆発するようにしたの!」

左右田「くけけけけけけけけけけけけぇっ!」げらげらげらげら

日向「ゆ、指差しながら笑うなぁっ!」

左右田「あーマジ面白いことになってるわー、もう腹痛いー、マジ無理ー」げらげら

日向「この野郎っ……! おいモノクマ、犯人指定だ犯人指定!」

モノクマ「えっ? もうしちゃうの?」

日向「当たり前だろ! もう犯人バレバレなんだk」

左右田「一体犯人は誰なんだ」(迫真)

田中「きっとイオナズンの使い手に違いない……つまり俺様だ!」(迫真)

ソニア「な、何ですって」(迫真)

左右田「田中……お前マジで魔法使えたんだな」(迫真)

ソニア「魔法使い……つまり童貞ですか」(迫真)

田中「どどど童貞ちゃうわ!」(震え声)

ソニア「えっ、童貞ではないのですか? 相手は一体……」

左右田「俺だ」

ソニア「貴方だったのですか」

田中「殺し合いが一向に起きないので暇を持て余した」

左右田「超高校級の」

田中・左右田・ソニア「遊び」

日向「……」

モノクマ「……で、犯人は?」

日向「左右d」

田中「俺様だ」

ソニア「いいえ私です」

左右田「いやいや俺だって」

田中・ソニア・左右田「」ちらっ

日向「……」

田中「違う、俺様だ!」

ソニア「違います、私です!」

左右田「違うって! 俺だって!」

田中・ソニア・左右田「」ちらっ

日向「……さっきから何で俺をちらっちらっ見るんだよ」

田中「やれやれ……」ふぅ

ソニア「其処は『いや俺だ』と言うところですよ日向さん」ふぅ

日向「な、何でだよ! 意味が判らないぞ! 大体犯人は左右田だってバレバレd」

左右田「日向ぁっ!」くわっ

日向「」びくっ

左右田「日向ぁ……お前、俺のこと疑うのか……?」うるうる

日向「左右田……」

左右田「……」うるうる

日向「その手に持ってる目薬しまえ」

左右田「ちっ」さっ

日向「ちっ、じゃねぇよ! 大体お前あんだけ笑っておいて今更何だよ! そんな芝居に俺が引っ掛かると思ったのか!?」

左右田「お前ちょろそうだからイケると思った」

日向「ま、真顔で言うなよ……すっげぇ傷付けから……」

左右田「ごめん訂正、お前優しいからイケると思った」

日向「今更訂正されても遅ぇよ」

ソニア「さて、犯人は日向さんだということは確定的に明らかな訳ですが」

日向「おぉいっ!? 何で俺が犯人なんだよ! 明らかに左右田だろ! こんなこと出来るの!」

田中「だからイオナズン」

日向「ねぇよ魔法なんて!」

田中「奇跡も魔法もあるんだよ!」

日向「うっぜぇええええええええっ!」

ソニア「日向さん! 私と契約して魔法少年になりなさい!」

日向「魔法少年!? 嫌だよ! 何か絶望的最期を迎えそうだし!」

左右田「つまり魔法少年となった日向がイオナズンで爆発させた、と」

日向「ちっがぁああああああああうっ! 犯人はお前だぁああああああああっ!」

田中「真実はいつも一つ!」

日向「それは俺じゃなぁああああああああいっ!」

ソニア「和一ぃいいいいいいいいっ!」

左右田「ソニアぁああああああああっ!」

日向「だから人違いだってば、やめろぉっ! 映画版の真似をするなぁっ!」

田中「モノクマ、犯人は日向d」

日向「おいそこ勝手に指定するなぁっ!」

左右田「日向日向ぁっ」

日向「はぁ、はぁ……何だよ」

左右田「例えば俺が消化弾に即効性の毒薬を仕込み、意図的に火事を引き起こし、燃え盛る炎の中に居座るとするじゃん」

日向「何か凄く嫌な感じがする譬話だけど、おう」

左右田「で、日向が火を消そうとして毒薬入りと知らず消化弾を投げるとする」

日向「……おう」

左右田「俺はどうなる?」

日向「……死ぬ?」

左右田「何で?」

日向「……毒で?」

左右田「正解! でさ、その場合俺を殺したのは誰になると思う?」

日向「……」

左右田「……」

日向「……お前?」

左右田「ファイナルアンサー?」

日向「ふ、ファイナルアンサー」

左右田「……」

日向「……」

左右田「……」

日向「……」

左右田「……」

日向「……」

左右田「……」

日向(溜め長ぇよ)

左右田「……残っ、念っ! 賞金一千万円獲得ならずっ!」

日向「何の賞金!? ってか、はぁああっ!? 何でだよ! 毒薬仕込んだのお前じゃないか!」

左右田「でも、投げたのはお前だよな?」

日向「え、まぁ、そうだけど……」

左右田「つまり毒殺したのは日向な訳だ」

日向「理不尽だけど、そうなる……のか? で、その譬話の意味は何だよ」

左右田「つまり爆弾を用意したのは俺だけど、それを爆発させたのは日向だよ☆ って話」

日向「……」

左右田「Do you understand?」

日向「……え……?」

左右田「という訳で投票開始☆」かちっ

日向「え、えっ……?」

日向以外の皆「……」かちっ




\スロット、始まるよー☆/

\日向 日向 日向/

\うふふ☆ オッケー♪ 正解だよ♪/




ソニア「日向さんがクロに決まりました」

田中「これより哀れな罪人に断罪の一撃〈ジャッジメント・クラッシュ〉を下す」

日向「……こ、この糞野郎共ぉおおおおおおおおっ!!!!!!!!!!!」

モノクマ「僕の台詞が殆ど無いし……」しょぼーん




 そして日向君は一週間ホテル掃除の刑というお仕置きを食らいましたとさ、めでたしめでたし。


日向「めでたくねぇよ」



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