駄ン文ロンパ17
2014/07/05 06:00
【腐と腐】
ソニア「♪」
日向「ソニア、何を描いてるんだ?」
ソニア「これですか? これは図書館で見付けた日本の素晴らしい書物を参考に、私の想いをぶち込んだ漫画です!」
日向「へぇ、絵上手いな」
ソニア「祖国で少々絵を嗜んでおりましたからね! どうです日向さん、もし宜しければ見やがりますか?」
日向「見やがり……ああ、見せて貰うよ。どれどれ」ぺらっ
日向「 」
ソニア「どうです日向さん」にこにこ
日向「あっ、と……その……これって、左右田かな?」
ソニア「はい! さすが日向さん、素晴らしい観察眼ですね!」
日向「じゃあ、これは……田中か?」
ソニア「はいっ! 田中さんです!」
日向「えっと……何で左右田が田中に犯されてんの?」
ソニア「それは『ジャパニーズ同人誌』でお馴染みの『BL』というやつですわっ! 格好良い田中さんと、可愛らしい左右田さん……この二人が合わさることで最強に見えるんです!」
日向「よく判らない超理論だけど、何となく気持ちは察した。けどなあ、こんなの本人達が見たら卒倒するぞ」
ソニア「感動のあまりに?」
日向「恐怖のあまりにだ! とにかくこれは隠せ、レストランで描くものじゃないっ! 描くなら自分のコテージで」
左右田「ソニアさぁんっ!」
日向「 」
ソニア「まあ、左右田さん! 丁度良かったです!」
日向「……はっ! 丁度良くない! 逃げろ左右田ぁっ!」
左右田「何言ってんだ、日向?」
ソニア「左右田さん! 実は私、こういうものを描きまして」
左右田「漫画?」
日向「左右田っ、見るな! 見たら駄目ぁっ!」
左右田「……」ぺらぺら
日向「ああぁぁぁ……」
ソニア「どうです?」わくわく
左右田「……い……」
ソニア「い?」
左右田「素晴らしいっ! 素晴らしいですよソニアさんっ!」
日向「えっ」
左右田「いやあ、まさか自分をホモらせられるとは思って無かったなあ。でも案外良いですね、眼左右」
ソニア「いえすっ! いえす眼左右! でも私、左右眼も良いなと思うのですっ。へたれな左右田さんが田中さんに迫るという、ギャップが萌えます!」
左右田「それも良いですね!」
日向「えっ、えっ」
左右田「今まで日狛しか考えて無かったから、凄く新鮮です!」
日向「ちょっと待て、それまさか俺と狛枝じゃ」
ソニア「日狛! その発想はありませんでした! 早速描きましょう!」
左右田「じゃあ俺は眼左右眼を」
ソニア「はっ……日向さんや狛枝さんを視野に入れてしまい、日眼や狛左右もありかなと閃いてしまいました」
日向「名指し」
左右田「日眼は俺よく妄想してますよ」
日向「そ、左右田……?」
ソニア「いえすっ、お日眼! いえすっ、狛左右!」
左右田「はっ! 日左右と狛眼狛とかもありじゃないっすか?」
ソニア「ありです! オオアリクイです! ソウルフレンドとFDRコンビですね!」
日向「FDR……?」
左右田「ファイナルデッドルームだよ、言わせんな」
日向「ごめん、そんな場所知らないんだが……」
※アイランドモード
ソニア「むっはーっ! この猛る想いは止められない止まらないです! 左右田さん、私のコテージで一緒に腐語りしましょう!」だだだっ
左右田「はいっ、ソニアさん!」だだだっ
日向「……何だったんだ、今のは……」
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