記憶喪失
2013/01/10 17:39


トキ「アミバ……実は私はお前の恋人なんだ」

ジャギ「あ、兄者あああああああああっ!」

アミバ「え……でも男」

トキ「性別を越えた愛で結ばれているのだ」

ジャギ「兄者ああああっ! おいアミバ、今のは全部う」

アミバ「そうだったのですか……」

ジャギ「信じちゃったよ!」

トキ「忘れてしまったものは仕方ない。これから改めて愛を育んでいこうではないか」

ジャギ「改めても何もねーだろ!」

アミバ「ふ、不束者ですが……」

ジャギ「アミバああああああっ!」

トキ「さっきから五月蝿いぞ」

ジャギ「兄者が嘘八百並べ立てるからだろうが!」

ジャギ「(このままじゃアミバの貞操が……かくなる上は……)」

ジャギ「アミバ! 兄者はお前の恋人なんかじゃねえ!」

トキ「なっ、ジャギ……一体何をす」

ジャギ「恋人はこの俺様だ!」

アミバ「えっ、そうなんですか?」

ジャギ「(これで良い……相棒としてこいつの身が守れるなら……)」

トキ「ジャギ……お前もアミバを……!」

ジャギ「いや、違う……いや違わない……ああもう、元はと云えば兄者が悪い!」

トキ「何故私!」

ジャギ「最初に嘘吐いたのはアンタだろーがっ!」

トキ「だってアミバが!」

ジャギ「アミバ悪くない!」

アミバ「……何を信じたら良いの……」


そして記憶が戻るまで、全ての者に他人行儀を貫いたアミバ様だった。
何というBAD END。


しかし安定の保護者ジャギ様。
もうジャギ様で良いんじゃないかな(アミバ様の恋人役)




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