【北斗】ピクミンで妄想7【パロディ】
2013/08/30 18:00

加筆修正。
暫定的、妄想の究極形態。


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【ピクミンの種類】
●以下に記す種はほんの一部であり、今後新たな種が見付かる可能性もある。


『ジャギピクミン』
●可燃性の液体を体内で生成しており、火種を利用することで口から火を吹くことができる。
●本人も炎に強い耐性を持ち、炎の中でも活動可能。
●攻撃力が高く、一方的に暴力を振るうだけなら強い。
●生まれ付き顔に酷い傷痕があり、胸に七つの傷がある。
●固いヘルメットのようなものを被っており、衝撃に弱い硬質の物質を頭突きで砕くことができる。
 ヘルメットの頭頂部には穴があり、その穴を通して葉・蕾・花が咲いている。
 メットは着脱可能。

●性格は粗暴で、戦闘好きのまさに無頼漢。敵味方問わず、気に食わないものは徹底的に叩き潰す。
 そのためか、植物より動物を主食としている。
●騒ぐのが大好きで、戦闘中であろうが作業中であろうが隠密行動中であろうが、お構いなしに騒ぐ。
●自分が一番大切なので、場合によっては味方も犠牲にするが、気に入っているものは守ろうとする。
●構われることが好きで、構えば構うほど気に入られる。
●鳴き声は「じゃぎ」「ひゃっはー」「おれのなをいってみろ」
 トキピクミンを呼ぶ時のみ「あにじゃ」
 炎で攻撃する際は「おれのかおよりみにくくやけただれろ」
 断末魔は「ばわ」

「基本的に人の云うことは聞きません。しかし利害が一致すれば、ある程度の指示は守ってくれるでしょう。完全に使役することは恐らく不可能です」


『トキピクミン』
●体内で毒液を生成しており、自身も毒に強い身体をしている。
●赤い液体をよく吐くが、それは体内で生成した毒液。
 別種・突然変異体・亜種を含めたピクミン・オニヨン以外に対して猛毒の効果を齎す。
 その毒液は触れるだけなら問題ないが、傷口に入ったり経口摂取すると即死するので、取り扱いには細心の注意が必要。
●生まれ付き背中に酷い傷痕がある。
●動きが素早いので、移動速度や運搬速度が速い。
●勘が鋭く、隠された何かを発見することができる。

●性格は穏和で、仲間同士の団結力もあり協調性が高い。性根が優しいため、無意味な争い事を避ける傾向にある。
 そのためか、集める食糧の大半は木の実や蜜などである。
●静かにじっとしていることが好きで、暇があれば座り込んでいることが多い。
●基本的に仲間想いなので、最悪の場合は自己犠牲も厭わない。
●基本的に一人でいるのが好きなので、構い過ぎるとストレスにより毒液を吐くこともある。
●鳴き声は「とき」「ゆくぞっ」「はぁーん」
 敵を殺す時は「せめていたみをしらず、やすらかにいくがよい」
 指示を受けた時は「げきりゅうにみをまかせどうかする」
 断末魔は「ここまでか」

「実現不可能なこと以外なら何でも云うことを聞きます。喩えそれにより己の命が尽きようと、恨み言一つ遺さず使命を全うしようとするでしょう」


『アミバピクミン』
●背中にある一対の翅と平均棍により、高度な飛翔能力を備えている。
●手先が器用なので、爆弾岩などの危険物も容易く取り扱うことが可能。
●電気に強く、帯電性の高い身体構造をしている。
 電撃を食らうと帯電状態になり、帯電中に触れてしまうと感電するので注意。
●トキピクミンに似ているがこちらは目付きが悪く、そして背中に傷がない。
 ぱっと見でも翅の有無で識別可能。

●性格は冷酷で、遊びで相手を殺すことも屡々あるが、好戦的ではないので無意味は戦闘は避ける。
●状況に応じて狙うものを変えるため、決まった主食はない。
●好奇心旺盛で、興味深いものを見付けると食糧集めを放棄してでも徹底的に調べる。
●自分第一ではあるが合理的思考を持ち合わせているので、余裕があれば仲間を連れて逃げてくれたりする。
●構って欲しい・欲しくない時の落差が激しい気分屋。
 とりあえず褒めておけば機嫌は良くなる。
●鳴き声は「あみば」「てんさい」「ぼうりょくはいいぞ」
 獲物のことは「でく」「ぼんじん」
 蔑ろにされると「どいつもこいつも○○(贔屓にされている子の名前)!」
 断末魔は「うわらば」

「敵と判断した相手の指示は絶対に聞きません。しかし味方と判断した相手には懐くので、扱いを間違わなければ素直に指示を守ってくれます。生命の危機を感じない範囲内の話ですが」


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【ピクミンについて】
●一般的人間の幼児程の大きさ、姿をした人型植物。
●オニヨンから放出される種が地表へ着床し、成長することで上記に述べた姿となる。
●地上から見れば葉、または蕾か花が咲いているように見えるが、それは頭頂部から生えている身体の一部に過ぎない。
 引き抜くと動物のように活動し始めるが、引き抜かなくとも暫く放置すると自力で地面から這い出てくる。
●母体とも云えるオニヨンに食糧を運ぶ姿は、蟻や蜂の習性に酷似している。
●特定の蜜を食べると頭頂部に咲いているものが花になり、身体機能が向上する。
 葉よりも蕾、蕾より花の時の方が身体機能が高い。
●昼行性で、昼間はオニヨンに食糧を運んで家族を増やし、夜はオニヨンに守られながら休息状態になる。
●オニヨンと比べて脆弱なので、原生生物に殺されることがよくある。
●ある程度の思考能力・言語能力や記憶力はあるので、相手を呼ぶ時に相手の名前を云うが、複雑な会話などは不可能に近い。


【オニヨンについて】
●一般的人間の成体程の大きさ、姿をした人型植物。
●極一部のピクミンが成長することでオニヨンになるので、ピクミンだった時の性格や特性はそのままであり、大きくなった分、身体機能や能力も向上している。
●頭頂部には大きな花が咲いており、栄養を補給することで種を作り出し、花から種を放出する。
●夜行性で昼間はあまり動かず、ピクミンが運んでくる食糧を食べて種を放出し、夜はピクミン達を守るために活動状態になる。
●規格外に強いので、原生生物は基本的に近付こうとすらしない。
 万が一危害を加えようものなら、彼らの食糧となってしまうからだ。
●防衛本能と生殖本能が強いので自ら狩りに行くことは滅多にないが、ピクミン達が全滅したり食糧が足りない時は手近な獲物を狩ったりする。
 食糧が見付からなかった場合は土に埋まり、大地の栄養を吸収して種を放出する。
●身体の巨大化と共に思考能力、言語能力や記憶力も向上しているので、教育すれば複雑な会話も可能である。


【共通点】
●一見すると動物だが中身は植物。
●一般的人間の、男性体の姿をしている。
●動植物問わずに食べられる雑食性。
●肉体が傷付くと緑色の体液が出る。
 体液は人参ベースの野菜ジュースのような味がする。
●肉体は栄養満点で、さっぱりとしていて美味しい。
●頭や手足がもげても、くっつけておけば治る。
 軽い傷なら放置してもすぐに治るが、身体をばらばらにされると大抵は死ぬ。
●痛感はないが熱や冷気、快・不快などは感じる。
●排泄孔はなく動物のような排泄行為も行わないが、昔の名残で人間の男性器・女性器のようなものを備えている。
 稀に両方備えている個体もいる。
●吸収しきれなかった食糧の残り粕は古くなった皮膚と共に、玉葱の皮のように剥がれ落ちていく。
●光合成も行っているため、日陰より日向の方が活発。
●服に見えるものは植物で、誕生と共に身体に付着している。着脱可能。
 破けても太陽を浴びることで自然治癒する。
●一応泳げるが10分以上水中に沈んでいると溺れ、最悪溺死する。
●身体全体で呼吸をしているので、鼻や口を塞いでも窒息はしない。


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【生殖・交配について】
●ピクミンは生殖機能が未発達なので、生殖・交配共に不可能。


●成長によりオニヨンとなった個体には生殖機能が必ず備わり、栄養吸収によって種を作り、自身と同じ姿形・能力のピクミンを産み落とす。
 オニヨンは単独で生殖可能であり、現在は動物のような性交は見られない。
●昔は交配を行っていたようで、生殖器の名残はある。
 だが生物として完成しまったのか、次第に交配を行わなくなりその機能は失われた模様。
●女性器はあれど交配機能はなく、男性器はあれど交配に必要な精液が生成されないというのが現状である。
●故に女性器の名残である孔に精液を注ぎ込んだとしても、それは栄養として種を生成する糧となるだけで、その種に遺伝子の交わりは一切ない。
 逆に男性器の名残であるものを女性器に入れたとしても、注ぐ精液がないので交配は不可能なのである。
●しかし極稀に「先祖返り」と云われる交配機能を備えた個体が生まれ、その個体同士が性交することにより新種のピクミンが誕生する。
 だが残念なことに、男性器を備えた先祖返りと女性器を備えた先祖返りが、この広大な世界で出会う確率は限りなく0に近い。
 そのため交配による新種は数十年に一種類、生まれるか生まれないかの状態である。
●因みに異種交配は不可能。
 同じオニヨンの突然変異体・別種・亜種とは可能。


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【突然変異について】
●通常とは違う個体が生まれることもある。
 そのどれもが低確率であり、大体は通常より優れた能力を持っている。
●交配よりもこちらの方が新種を多く生み出している。
●以下の記述は突然変異体の、ほんの一部である。


『ジャギピクミンの場合』
●通常はヘルメットを被っているが、たまにヘルメットを被っていない個体もいる。
 ヘルメット無しは頭突きで物を壊すことはできないが、ヘルメットが無い分とても身軽である。
●殆どの個体の顔には酷い傷が刻まれているが、極稀に傷の無い個体もいる。
 粗暴ではあるものの傷有りよりも従順で優しく、扱いを間違わなければとても懐く。


『トキピクミンの場合』
●通常は白髪だが、たまに黒髪の個体もいる。
 毒液を吐かない代わりに、白髪の個体よりも動きが速く攻撃力も高い。
 そしてかなり行動的であり、戦闘にも積極的に参加する。
●突然変異とはまた違うが、白髪で毒液を吐くにも拘らず、活発な個体も少なからず存在する。


『アミバピクミンの場合』
●通常は昆虫の翅を生やしているが、たまに鳥の翼を生やした個体もおり、能力差がある。
 翅は脆いが、旋回・加速・ホバリング精度が優秀。
 翼は丈夫で、速度・滞空時間・飛行距離が優秀。
●極稀に二対翅・翼を持つ個体がおり、一対の個体よりも飛翔能力が優れている。
 特に二対翅はサイレント飛行が可能である。


●突然変異体には、別種と見紛うような個体が多く存在する。
 事実、見た目・能力・体力・攻撃力・耐久力・性格などが通常個体と違っていたりするので、亜種だと思われる。
 亜種については種類が多いので割愛。


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【成長・寿命について】
●通常ピクミンは、原生生物に殺されて一生を終える場合が大半だが、極稀に死ぬことなく成長する個体がいる。
 その個体が成長しきった姿こそ、あのオニヨンである。
●他のピクミンよりも少し大きく成長した、運が良くて実力のあるピクミンは、ある日突然狩りの参加を止め、母であるオニヨンの傍を離れなくなる。
 母もまたその子を守るため傍へ置きたがり、子は他のピクミンが持ってきた食糧を食べ、オニヨンとなるまで母から離れない。
 オニヨンとなった子はやがて独り立ちをし、どこか遠いところで母と同じように繁殖する。
●大抵ピクミンは成長するまでに死ぬので、基本的に子は一匹いるかいないかだが、極稀に二匹以上いる場合もある。
 だが母は子を一匹も切り捨てることなく、我が子達をオニヨンにするため、食糧が足りない場合は自らも狩りに出向くようになる。
 これを母性愛と見るか本能と見るかは、各個人に任せる。


●寿命については未だに判っておらず、寿命によって死んだという情報はない。
 見た目がいつまでも若々しい人間の姿であるがために、何歳なのかが全く判らないことも屡々。
 年輪のような判り易い指標も存在しないので、年齢も寿命も謎のままである。




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