「What's!!?!?」
「どうしたナマエ!?六弥みたいな声あげて」
「こ、これは…バグ……?おちゃめなガシャ画像ミス?2017ブラホワの思い出……?」
「なんだ?ああ、お知らせか。新規のURカードだな。この前音楽プレーヤーのコラボさせてもらった時のビジュアルだ」
「が、楽さん……それはいいんですが、この、これは……」
「?」
「フレポで排出とはどういうことです!?運営ついに頭がいかれたんですか!?」
「プロデューサーが最近床屋に行ったらしいぜ」
「十さんみたいな天然ボケ今は求めてないです。フレンドポイントとか実質どころか普通にタダじゃないですか……」
「タダでカードが出るんだ、お得で嬉しいじゃねえか。……天あたりは、“無料で最高レアなんて裏がある”とか言うかもしれねえが……」
「裏があるって言うか……課金させて……」
「はっ?」
「いやこれ……課金させてください…………フレポをお金で買えるシステムとか……ないんですか……」
「落ち着けナマエ、課金しなくても出るんだ。いや課金して回すこともできるが、今回は課金しなくたっていいんだ」
「だってこんなに顔がいいのに!!!どうしてッ!!!フレポ!!!ガシャガシャガシャ!!!アッ出た……アッ……サイン……楽さん……ヒィイ」
「おっ、俺か。今回は素直なんだなゲームの俺」
「嬉しい……嬉しいけど……」
「けど?」
「やっぱり課金させて……!!!!!ユーザーは感謝を日本円でしか伝えられないの!!!運営!!!!受け取って!!!!ポチー!」


「ナマエさんはバカなの?」
「そんなこと言うな、天。ナマエは課金したかったんだ」
「いや、だからナマエさんはバカなの?普段追い詰められてるのに、楽をできる時に調子に乗って課金するなんて」
「感謝を日本円でしか伝えられないって言ってたんだ。切実だし一理あるだろ」
「楽、だんだんナマエさんに毒されてきてない?普通に考えて無料で引けたのに課金するなんて有り得ないでしょう」
「毒されてって何だ……っていうか天、おまえさっきから何でスマホ連打してんだ?」
「……から……」
「は?」
「陸がッ!出ないから!フレンドポイントをッ……!!」
「!?」
「ボクがRe:vale警察をスルーして貯めてきたフレンドポイントを見事に食い潰していくなんて……本当、陸も成長したね……認めるよ、陸は立派なアイドルだ……」
「高速連打しながらしみじみするな!」
「でももうこの貯蓄も尽きる……何故か六弥ナギばかり来たけど、まあ、UR自体の排出率は……悪くなかったね……」
「(天が爆死してる時のナマエみたいな顔をしてる……)」
「でもボクは諦めないよ。こんな時の為にお金という概念があるんだ」
「待て待て待て待て!天は課金否定派だったんじゃねえのか!?」
「何言ってるの。無理のない課金しかしてないから無課金でしょ」
「毒されてんのはおまえじゃねえか!」
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