「やっぱりこの季節は中華まんだよなー」
『げっ、何個買ったの』
「五個」
『そんなに食べると豚になるよ』
「俺は運動してっかんな、お前こそ手遅れになるんじゃね?」
『わたしは大丈夫です〜』
「何でだよ」
『だって女の子だもんっ』
「…何時になく頭おかしいだろぃ、うぇっ、俺鳥肌たったわ」
『え、豚なのに?』
「その上手いこと言いました、っていうどや顔が腹立つ」
『どやっ!』
「…はいはい、あー甘いもん食いたい」
『両手に食料をもちながら言うセリフじゃないよね』
「甘いものは別腹だろぃ」
『それ女子のセリフじゃん』
「俺、お前より可愛いから平気」
『否定できないとこがむかつく、殴っていいかな』
「ははっ嘘だって、
…お前の方が可愛い」
『〜…っ、またそうやって!!』
「正直に言ってるだけだぜぃ」



好きだ、ばか

知ってる、あほ







のん

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