俺は元気だよ! 親愛なる父さんへ ハロー、ダッド! 俺は今ジャポンという国にいる。 島国で小さくて、とてもワンダーランドさ。 暇で港に行ったら大きな船があったから「そうだ!沈めてやろう!」って意気込んで乗り込んだ船はジャポンへの輸送船だったんだ。 え、なぜ沈めずにジャポンに行ったのかって? HAHAHA! 水夫や船長をノックアウトする前に俺がダウンしちまったのさ! HAHAHA! 船ってすっげぇ揺れるんだな、全然知らなかったよ。 ダッド、足があるっていうのは不便だな。 俺は初めて今まで見下していたゴースト達を羨んだ。 ダッド、ジャポンは凄い国だ。 モンスターやゴーストがうようよしている。 わんさかいるのに、人間は平和に暮らしているんだ。 女の子は不思議な感じの顔だ。 好みじゃないけど、まぁ抱けないことも無いかな? サムライは格好良い!クール! 俺もサムライになりたい! カタナ!ブシドー!クール! そして俺は出会った。 スーパークールなサムライだ。 ヌラリハンっていうんだ。 変な名前だよな。 この国の名前には中々慣れない。 だけどクール! 船酔いをした俺を見つけて、彼の家で休ませてくれたんだ。 他所モノなのに優しかったよ。 彼の家にも沢山のモンスター達がいた。 なんでもグループのリーダーらしいよ。 俺達の国もそういうシステム作ったほうが良いんじゃないか? だって無法地帯すぎる。 そうそう、リハンの奥さんがキュートなんだ! きっとこの国で一番可愛いゴーストかもしれないな! 俺、この国すっごく気に入った。 もう少ししたら帰るけど、いつかダッドもジャポンに行くと良いよ。 ただ忠告だ。船には乗るな。 また連絡するよ。 愛してるよ。 あなたの息子より [*前] | [次#] 【戻る】 |