イルミ連載(娼婦タカラバコ | ナノ

 すすんでいく※

キスとはこんなにも
蕩けるようなものだったのな

唇を重ねるだけの行為だと思っていた

でも今自分はキスだけでも
蕩けてしまいそうだ

ねっとりと舌を合わせ絡みつくようなキス

「ミーヤ、あの火事の中で言ったこと覚えてる?」

首すぎを甘噛みされながら質問された

「ん、覚えて…る。
イルミの傍にいて、
私を、あげるっ
んぅっ…!」

正解だと言うように更に強く首すじを噛まれる

痛いのに、気持ちがいい

吸い付いた印から
噛み跡に変わっていく

「ミーヤはどこもかしかも甘い」

「あぁっ…!」

触れられている場所が熱い
イルミにされる全てが気持ちいい

指が蜜壷にぬっぷりと割いる

「ミーヤはなんでそんなに可愛いの?
オレをこんなに掻き立てるのはミーヤだけだよ。」

優しく、それでも敏感な場所をピンポイントに
攻められすぐに達してしまった

久しぶりだからなのか
イルミが上手くなったのか
前よりも感じている

力が抜け寝そべる私を
イルミは優しく撫でる

「ねえ、誰かとシた?」

口から唐突に出た言葉を自分でも驚く
これは嫉妬だ

キョトンとした顔のイルミの腕を引っ張ると
簡単に引き寄せることが出来た

「前よりも上手くない?
私とシてない間に誰かとシてたの?」

そこでやっと意味が分かったかのように
面白そうにイルミの口角があがった

「するわけないよ。
ミーヤ以外の女なんてゴミだよ。
オレが欲しいのはミーヤだけ。」

イルミが狡猾なのは知っている
けれど私に嘘はつかないだろうという
自信が何故かあった

「信じる」

そう呟いてイルミの首に手回し触れ合いを再開した

前よりも感じるのは私がイルミを
好きだと自覚したからかもしれない
相手の事が好きだとこんなにも感覚が違うか
身体の全てが性感帯のようだ

「ミーヤ、気持ちいい?」

何度も達してるのをわかっているくせに
意地悪な質問をしてくる

「っ、早くイルミがほしいっ…!」

ニヤリと笑えばすぐに
既に大きくなったモノを蜜口にあてがわれた

ゆっくり…という間もなく
一気に押し込まれた
目の前の光がチカチカとする

挿入れられただけで達してしまう

イルミは待てを終えた犬のように
腰を打ち付ける

「んぁっ、激しっい…!」

「我慢なんて無理だよ?
ミーヤがこんなに可愛いのに。」

キスは優しいのに正反対に腰を激しく付きあげられ
目の前が真っ白になった

身体の中に熱いものが注ぎ込まれたと同時に
意識を手放した




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