イルミ連載(娼婦タカラバコ | ナノ

 ぼくのせい

「んっ、」

首筋、鎖骨、服をぬがせていく度に
その場所に赤い印を浮かび上がらせていく

「ミーヤ、これも感じる?」

「久しぶり、だからかな。
なんだか全部気持ちいい。」

「可愛い」

服を脱ぎ終わる時には色々な場所が赤くなっていた

こんなにゆっくりと脱がされたことなどあっただろうか
仕事と割り切っていて自ら脱いでいた気がする

イルミは優しく脱がしたかったのかもしれない

そんなことが頭をよぎったが
何も考えることが出来なくなった

ねっとりとしたキスをして舌を這わせ首筋を通り
胸の先を口に含み軽く歯をたてられた
それだけで脚の間から蜜がたれるのがわかった

「ん、イルミ私なんか変かも…」

「しんどい?大丈夫?」

顔を上げたイルミが心配そうに覗き込んでくる

「ち、ちがう。
今のだけで、すごい感じ…た」

恥ずかしくなって体をイルミから離し
顔をシーツで隠しながら白状すると

イルミの雰囲気が変わる

「優しくしようと思ったのに。
ミーヤのそんな姿みたら抑えれない」

シーツを剥ぎ取られベットへと押し倒される

イルミは妖艶に笑う
女の私から見ても色気を放っていた

「やめてあげれないけどごめんね。
ミーヤ、愛してる。」

その言葉を皮切りに長い行為が始まった



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