イルミ連載(娼婦タカラバコ | ナノ

 未熟さの

寝室に引きずり込まれ
イルミもベッドの横にある
椅子に座った

まるで見せつけるかのように
身体をヒソカの手が這う

止める間もなくどんどんと脱がされていく

「や、やめてってば!ヒソカ・・・!」

「なんでだい?
人に見られながらするのに
抵抗あるのかい?◇」

「そりゃ、そうよ!
人に見られながらするような
行為じゃないもの。」

「キミって意外と純情だね◆」

それでも手は止まることなく
ついには下着すらも脱がされてしまった

「ミーヤ、ほらイルミに見せてあげなよ◇」

グッと脚を開かされ指を入れる様子を
椅子に座るイルミに見せる

イルミはいつものように
表情を変えずにただただ私を見ていた

羞恥を晒している私と
顔色ひとつ変えないイルミ

「あ、やぁ・・・!」

グッと弱い部分を擦られ
キュッと中が締まる

「ボクに弄られて感じてる所を
イルミに見られて興奮した?
イっていいよ◆」

キュッと胸の先端を摘まれ
一気に快楽が押し寄せ
頭が真っ白になる

「あぁ・・・!!」

背中を反らしてなすがままに
ヒソカに身体を預け
力が抜けていく

「よく出来ました◇」

シーツはぐしょくじょに濡れ
潮を吹いてしまったことがわかった

「イルミ、どうだい?◇
ミーヤは可愛いだろう◆」

イルミは答えない
ただ空気が冷たく感じた

「おやおや◆
そんなに殺気を飛ばさないでおくれよ◇」

クックックッとヒソカが笑う

「ほら、あとの時間はイルミにあげるよ。」

そっと私をベッドに寝かせ
愛液で濡れた指を見せつけるように舐めた

「なら、早く消えてくれる?」

ハイハイ、と手をヒラヒラとさせ
ヒソカは出ていってしまった

まだ余韻が抜けずにぼうっとしていると
イルミが私を抱き上げた

そのまま寝室に備え付けられている
シャワールームへと連れて行かれ
頭から水を浴びせられる
熱を帯びた体に水が冷たい

「や、冷た、いっ!」

「ヒソカなんかで火照るからでしょ。
しっかりと冷まして洗い流して。
また温めてあげるから。」

いつもよりも感情が読み取りづらい
それが逆に怖く感じた




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