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「うー眠たいー」

マルコの部屋のシャワーを借りる

頭から冷たい水を浴びる
シャキッとでき
目が覚めてきた


冬島に近付いてきたから
少し肌寒い
今日は長袖のシャツを着よう
ちょうど赤くなっているとこが
隠れるからちょうどいいだろう

そんな事を考えていると
シャワー室の扉が開く

「俺も浴びるよい」

「ちょっ・・・!あたしが浴びてからで
いいじゃん!」

「2人でちゃっちゃっと
浴びちまったほうが節水になるだろい」

シャワーをとりマルコも頭からかける

「っつめてェよぃ!!
お前こんなの浴びてたら
風邪ひくよい!」

呆れた顔でこちらを見るマルコ
水からお湯にして
体にあてられる

『目が覚めるもん』

あたしの身体をぺたぺたと触り
手首を見て

「体つめてェよい。
手首痛むかい?」

『ん、別に大丈夫』

あたしの手首を持ち
赤くなった場所に口付ける

「ちょっと!くすぐったい」

「体冷てェし暖めてやるよぃ」

お湯を止められ
身体を反転させられ
壁に手をつかされる

「もう!昨日もしたでしょ!
怒るよ!」

背中を下から上に舐められると
ゾクゾクとする

手は乳房の硬くなった突起を
コロコロと触る

「んぅ・・・っも、マルコっ」

マルコの手の中で形を変える乳房
首すじ、耳を舐められ
ジンっと下半身が疼く

「ひゃぁっ」

「ちょっとしか触ってねェのに
すぐ濡れるねい」

「うるっさいッッ!」

愉しそうに言われ
その通りで反論すらできない
マルコの硬くなった雄を
入口にあてがわれ
身体は早くほしいと叫んでいる

しかし入口からなかなか挿入されない雄

「マルコ・・・?」

「欲しいって言えよい」

「えッ・・・」

「俺のが欲しいって求めろよい」

雄の変わりに挿れられる指
バラバラに動かされ
刺激を与えられる

「やっあぁっ!イっちゃっ・・・」

達しそうになった所で引き抜かれる指
なん度も寸前のところで抜かれ
モヤモヤとする
指じゃなくマルコのもので
イかされたい

「も、なん・・・で?」

「イかして下さいって言えよい」

また挿れられる指

「も、無理っマルコのっマルコのが欲しいッ」

「俺のをどうして欲しいんだよい?」

「んんっマル・・・コのでイかしてっくださいっ」

「っは!上出来だよいっ」

指を引き抜き腰を持たれ
一気に奥まで貫かれる

「ひゃあぁっ」

挿れられただけなのに
待ちわびていたソレに
悦んでしまう

「おいおい。挿れただけだよい」

ビクビクとする膣で達したのが
わかったのだろう

大きくなった肉棒が
蜜壷をかき混ぜる

「やぁっ!イったばっかりっ」

「止めるわけねェだろい」

「んんっ!」


逃げられないように
腰をがっちりと掴まれ
揺さぶられる

冷たくなった身体は
熱を持ち汗ばむ

マルコの汗が背中に
ぽたぽたと落ちてくるのがわかる

「もぅ無理っ!」

何度目かの絶頂を迎え
足に力が入らなくなる

クツクツと笑う
「イきすぎだよい
でも俺ももう限界だよい」

ラストスパートのように
更にスピードをあげ
奥へと突き上げられる

「やぁっ!も、イくっ」

「俺もイくよいっ!」

絶頂を迎えるとともに
中に注がれた

後ろからキスを求められ
キスをする

ズルりと引き抜かれると
膣から白い液が溢れだす



「顔が見えたほうがやっぱりいいねい」

力が抜けそうなあたしを支えながら
身体を洗ってもらっている

「散々しといてよく言う」

「アリアが欲しいって言ったんだろい」

「っ!うるさいっ!」

殴ってやろうと手あげるが
制されキスをされる

「洗い終わったよい」

「・・・ばか」


このじゃれ合う感じが
やっぱり少し楽しい


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