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意識を飛ばしたアリアを見る

ベルトを外すと
少し赤くなっていた

「やりすぎたよい」

そう思うものの
自分がつけたものだと思うと
口角が上がる

身体を拭いてやる


まさかアリアに
娼婦といる所を見られてたの
計算外だった

娼婦はアリアと違うタイプの娘だった
作った笑顔を向ければ
顔を赤らめる素直な可愛い子だったが
抱いても満たされることはなかった

次の日イゾウと帰ってきたアリアを見て
自分の事を棚に上げてイライラした
付き合ってないとはいえ大切にしてきたのに
イゾウにとられてはたまらない

それなら初めてした日に
付き合っておけばよかったと
後悔したほどだ

その日から
アリアが俺と一緒にいる時間が減った
イゾウといる時間は増えた気がする

「チッ監禁できるもんならしてやりてェよい」

他の奴とヤっても性欲は満たされるが
満足はできない
ますますアリアが恋しくなる

「起きたらどんな反応するのかねぃ。
拒絶されちまったら俺はお前を
監禁しちまいそうだよぃ」



おでこにキスを落とし
抱き寄せた


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