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少し動かされただけでも
激痛がはしる

「いやっ痛い!」

「チッうるせェな」

抵抗できないようにと
頭の腕ベルトと手錠をくくりつけられていて
隠すことも出来ない


首筋を舐められる
そして下へと下がり
胸の尖端を口に含まれ
コロコロと舌で転がされ
びくりと身体がはねる

「やぁっ、なに・・・」

片方の乳房は
手で弄られる

もう一方の手は
秘部の上を指で擦られる

「や、そこだめ!」

今までの痛みとは違う
何かがこみ上げてくる

胸を弄るのをやめ
腰を動かされる
痛みはあるものの
先ほどの引っかかる感じが
あまり感じなくなった

「ハっ!濡れてきたぜ」

「やめ・・・んんっ!」

腰を突き上げられる度に
出したくはないのに
悲鳴じゃない声が出てしまう

「やぁっ・・・あっあぁ!」

「クク、もっと鳴け」

がぶりと喉元に噛み付かれる

「っいたッ・・・」

「他の奴にこんな姿晒したら
ぶっ殺すけどなァ!!」

胸を鷲掴みにされ
力を込められる

「も、やめて・・・!いたぃっ」

「あァ?痛いじゃなくて
気持ちいい、だろーが」

腰をさらに深く沈められる

「ひゃぁあぁ!」

グジュグジュと
部屋に水音と
手錠の鎖が擦れる音が響く


「お前は俺のモンだ。逃がさねェ」

冷たい目で見下ろされる

痛いし怖いはずなのに熱を持つ身体は疼く

「イくぞ」

そう言うと
さらに腰を打ち付けるスピードが上がる

「や、まって・・・!やぁ!!」

中へ熱いモノが流れ込んでくるのがわかった

「これから悦びも教えてやるよ」

自分の中で波打っていたものが
引き抜かれる

「んんっ」

身体に力が入らず
ぼーっとしていると
手錠をくくりつけていた
ベルトを外された

手が楽になる

「おい」

話かけられ
顔だけを向ける

「お前は誰のモンだ?」

答えにつまっていると
髪を掴まれ引っ張り上げられ
顔を見られる

「答えろ」

「・・・キッド」

ハッと鼻で笑い
「忘れるなよ」

地をはうような低い声

「シャワーはあっちだ。
浴びてこい。1時間後にキラーに
来させるからそれまでに用意しとけよ。
服も持ってこさせる。
それまでシーツでも巻いとけ」

こくこくと頷くと
やっと髪の毛を離され
ベットに倒された

「鎖も邪魔だな」と呟き
部屋を出ていく


1人になった部屋で
天井を見つめる


Hope is nowhere.



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