狂いだす
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すぐに船は出発した
島に残るドフラミンゴを見ると笑っていた

「キッド、どうしてここが?」

「あ?」

「こんな危険なことして.......
あそこは大将の家なのよ?」

「んなもん関係ねェ。
おれの物を取り返した。
それだけだ。」

喜ぶクルーを甲板に放ったまま
すぐに直ぐに船内へと抱えられたまま
運ばれていく

前よりも船は大きく立派に
そして前よりも頑丈になっていた

見たことがない船の奥の部屋につくと
投げるように床に落とされた

「っ、」

いきなりの事で受身をとれず
そのまま床に落ちる

「青キジに媚でも売ったのか?
それとも身体をくれてやったのか?」

「そんなわけ、ない.......!」

カッとなって顔を上げた

キッドの顔は無表情だった
いつもみたいに眉間に皺はない
本気で言ってるわけじゃない

「それなら、確かめて。
キッドしか知らないもの。」

こんなことで納得するのかわからない

「ククッ、いい度胸じゃねェか。
お前がいなくなってた間の分の
精算をしてもらうぜ。」




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