答えは3つ
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急いで家の外に出てみると
1本の橋が出来ている

よく見ると色々な鉄が繋がって
橋のようになっていた

「フッフッフッ、見つかっちまったなァ。」

後ろから声がしたかと思うと目の前が暗くなる
大きな手で視界を遮られた

「アリア!!!!!!」

聞き覚えのある声

「キッド.......?!」

何も見えない
ドフラミンゴだということは声でわかる

「アリア、おれがお前を助けてやる。
お前を匿うクザンも立場上苦労してるみてェだしたなァ。」

「いらない。
貴方の助けはいらない。」

「へェ。
クザンの所に留まるのか?
それともあのガキのとこへ帰るのか?
おれならお前が知りたい情報を教えてやる。
おれと来い。」

唇を噛み締め
顔を覆っている手を払い除け
橋へ向かって走り出す

「キッド.......!!!」

すぐそこまで来ていたキッドが
少し驚いたように見えたが
私を逞しい腕で包み込む

「捕まってんじゃねェよ。」

「アリア、本当にいいのか?」

後ろからドフラミンゴが問う

振り返り声をかけようとしたところで
口を手で塞がれた
キッドは真っ直ぐドフラミンゴを
見て中指を立てた
それを見てドフラミンゴは笑う

「フッフッフッ、またなァ!
アリア!!」

私を抱えたキッドは素早く船に戻る
橋は崩れ鉄は海へと沈んで消えた
甲板にはクルー達が歓喜の声を上げていた

大将と七武海から取り戻せしたことを
喜び、誇っているようだった


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