大きな男
::


ゆっくりと脱がされていく服
ドフィの舌が首を這う

「ドフィ、エースは殺されてしまうの・・・?」

「そうだ。
フッフッフッ、昔の男が恋しくなったか?」

インペルダウンから戻っても
エースのことが頭から離れなかった
もう一度会いたいのにセンゴクさんから
許可をもらえなかった

「そんなわけじゃないの。
ただ・・・殺されてほしくないだけ。」

「フッフッフッ、
そういうことにしといてやるよ。
明日は武器の商談がある。
お前もこい。、」

「ん、わかった。」

そのままベッドへと押し倒され
快楽へと飲み込まれていく


◇◇◇◇◇◇

目の前の大きな男の威圧感に
額に汗が滲んだ

「ジョーカー、
女連れだなんて珍しいじゃねェか・・・」

「アリアという。
おれの“特別”だ。よろしく頼む。」

「アリアです。よろしくお願いします。」

頭を下げれば上機嫌な笑い声が聞こえてきた

「礼儀も正しいヤツは好きだぜ。
さァ、ジョーカー。
取引の話をしようじゃねェか。」

聞いていてもわからないが
とりあえずドフィの横に座っているのが
今日の仕事だ

事前に四皇の1人、カイドウとは聞いていたが
こんなに大きいとは思わなかった
傷だらけの体はこれまでの人生を
語っているようだった

時折話しかけられ笑顔で答える
酒を片手に楽しそうにしているカイドウ
帰るまで機嫌のいいままだった

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