01
::


「マルコたいちょぉ〜今夜どうですかぁ?」
「あ〜・・・そうだねぃ。」

ノックをしようとしたら
部屋の中から
ナースとマルコ隊長の声が聞こえた。

後にしようかと思って帰ろうとしたら

「まってますよ〜」と中から
ナースが出てきた

「あら。アリアさんマルコ隊長なら中ですよ」
とにこやかに去っていった

そんな彼女の後ろ姿を見送る

モビー・ディックのナース達は
スタイルが皆モデル級に良い。

チビで少ししか主張してない
あたしの胸を見やると惨めな気分になる。

そんな女達に迫られて
断る男なんかいないだろう

「アリアかぃ?入れよい」

マルコ隊長の声に我にかえり
そんな考えを頭の隅に追いやる

『失礼します。書類を持ってきました。』

「悪いねぃ」

書類を手渡し出ていこうとすると

「そんなに急いでないだろぃ?」

そう言ってあたしの身体を反転させ
自分の方に向ける
そして唇にキスをくれる

背の差があるから
結構上を向かなければいけなく
長く続くキスはしんどいけど
マルコ隊長とのキスは好きだ

唇で唇をこじ開けて
探しあてた舌を舌で絡める。

『んんっ』

呼吸ができないほどのキス
思わずマルコ隊長の胸を
叩き息ができないと主張する

そうやってやっと開放された

『んはぁっ・・・マルコ隊長!
激しいです!!』

「くくっ悪いねぃ。止まらなかったよぃ」

可笑しそうに笑う

そして私の1つにくくってた
髪の毛をほどき
ベットへ組み敷く

『まだ仕事が・・・!』

「キスだけじゃ物足りないよい
少しぐらいサボっても大丈夫だろぃ」

唇が降りてくる

そっと目を瞑った


prev / next
[ back to top ]
top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -