繋がりたい
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「部屋があるから、そこへ行く。
嫌だなんて言うなよい。」

「・・・言いません。
会いたかった、マルコさんに。」

そっと胸に顔を埋めると
マルコさんの心臓の音が聞こえ
夢じゃないと安心する

結局は部屋につくまで抱きかかえられたままで
部屋に入るなり言葉も交わさずに唇を重ねる
激しく呼吸もままならないキスは
苦しくも気持ちがいい
歯をなぞるように舌を這わされ
舌を絡められる
それだけで気持ちがいい

「アリア、俺は余裕なんかねェよい。
お前を抱く。いいか?」

小さく頷くとベッドへと降ろされ
覆いかぶさられた
情欲満ちた眼差しで見られ
心臓がうるさく鳴る
きっとあたしもこんな顔をしているのだろう

首に手を回しマルコさんを引き寄せ
耳元で囁いた

「・・・抱いてください。」

その言葉をきっかけに
荒々しく服を脱がされ
首筋から順に下へと唇が這う

「んっ、・・・っあぁっ・・・!」

胸の頂をすわれ身体が反り返る
快楽が怖くて逃げ出しそうになるのを
マルコさんが捕まえるように支える

「お前の声、匂い全てがたまらねェよい。」

蜜壷を音を立てて吸われると
羞恥でシーツを加え声を抑えようとするが
すぐに剥ぎ取られてしまった

「声、我慢するなよい。」

口を覆うものをなくされてしまっては
もう抑えることも出来ずに矯正をあげる

先端にある小さい粒を舌で嬲られ
蜜壷に指を挿入られるとすぐに達してしまった

「やぁ、・・・!イく・・・っ!」

「敏感で弄りがいがあるねい。」

達したばかりでぼうっとする頭で
マルコさんを見つめると
指を埋められたまま唇を塞がれる

「その顔、おれを煽ってるって
わかってんのかよい。」

「んぅっ、あっぅんんんっ・・」

それだけで達してしまい
指を締め付けてしまう

ビクビクと身体が反り返り、
目の前は火花が散り呼吸をも忘れてしまう

マルコさんに手を伸ばすと手にキスをされ
指を一本一本舐め上げられると
またゾクゾクとして蜜壷が蜜が溢れていくのが
自分でもわかった

「あァ、アリアお前は可愛らしいねぃ。」

蜜を掬い上げてその指を舐め意地悪な顔で笑った


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