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「キラー、オークションまで
あとどらくらいだ?」

「あと、3時間ほどだな。」

「このまま向かおうと思ってたが気が変わった。
時間まで近くの部屋で休む」

「わかった」

2人の会話を聞きながら気持ちは沈む

「キッド、あたしは
どこにも行かない。」

キラーはどこかへ行ってしまい
何も言わないキッドに
鎖をひっぱられながら歩くと
古びたホテルについた

素早く受付を済ませ
廊下を歩くと色々な部屋から
男女の声が聞こえる

悲鳴のような声、下卑た笑い声が聞こえてくる
この埃臭いホテルは男女が
性行為をするためのものだろう


部屋に入ると想像出来ていた痛みが身体に走る
部屋に入った瞬間に床へと突き飛ばされた

息付く暇もなく鎖を引っ張り挙げられ
無理やり立たされる
前髪を捕まれ顔を上げさせられた

「お前があの女どもに頼んだのか?あ?」

「ちが、う。そんなことしないっ」

「どうだかな。
女は平気で嘘をつく。
俺は今すげェイラついてる。
どうする?時間は2時間だな。」

キッドは自分の体を使って
2時間以内に機嫌をとれといっているのだ

小さく頷いてキッドの上着を脱がせ
ハンガーにかけるとキッドは
鎖を持ったままソファに座る

ソファに座ったキッドのベルトに
手をかけると脚で押し返される

「脱げ」

言われたまま服、下着をぬぎ
テーブルに置いて跪き
キッドの靴のつま先にキスをする

「ククッ、本当に奴隷みてェだな。」

満足そうなキッドの声にホッと胸を撫で下ろす

もう一度ベルトに手をかけるが何も言わない
進めてもいいということだろう

ベルトを外しチャックをあけ
まだ下を向いている性器を取り出し
掌でつつみこみ口に含む
手と舌を使い丁寧に舐めると硬くなっていく
キッドの手が乳房へと伸びてきて
先端をきつくつまみあげられる

「ん、ぅ・・・!」

「オラ、もっと舌使え。
2時間ぐらいしたらキラーが来るぞ?」

懸命に顎を動かしていると
亀頭から汁が出てくる

「ククッ、キラーに見られたくねェのか?」

当たり前だ
裸でキッドのモノを舐めているとこなんか
キラーに見られるわけにはいかない

どれくらい時間が経ったかわからない
顎が痛くなってきている

「あァ、いくぞ」

そう呟くと髪を持たれ激しく動かされる

「ぅ、ぐっ」

喉を突き上げられ涙がつたい、声が漏れる
それをキッドは愉快そうに笑う

「飲めよ」

最後にグンっと突かれ最奥に
熱いものが放たれた

数時間前もしたとは思えない量が
口の中へ流れ込んでくるのを
喉を鳴らし懸命に飲み込む
喉にひっかかる感じはいつまでもなれない

「ハッ、零すなよ。」

頭をもたれたまま緩く動かされ
むせ返りそうになるのを耐える

全て飲み終えるとやっと離してもらえた

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