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そろそろ起きたかと思い
女がいる部屋に行ってみる
海楼石の手錠をはずしたが
キラーが負けるわけねぇと
見張り役を任せた
部屋の前にいくと
女はやはり起きたらしく
声がきこえた
「はい・・・。
トリトリの実 モデル 朱雀
を食べたの。
鑑賞用としてなので
戦闘はしたことない。」
朱雀なんて鳥は聞いたことがねェな
なんて思いドアをあけ中を見ると
女が赤い鳥になっていた
鳥なんて見ても特別何か思ったことはないが
その鳥は燃えるような赤で
初めて美しいと思った
「お前俺の船に置いてやるよ」
人間に戻しじっくりと見る
気を失っている時はわからなかったが
整った顔立ちに黒髪だが目が赤い
コイツがほしい
ただはっきりとそう思った
苦しむ顔も怯える顔も
俺を煽る材料にしかならない
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