悦んでいく
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頭の片隅にマルコさんがいるのに
ドフィに触れられると身体は
すぐに熱を帯びていく

愛撫される舌、指が与えてくる
快楽が今までとはやはり違う
すぐに絶頂へと追いやられる

発情期の時のように
乱れていく身体が恐ろしい

うつ伏せにされ後ろから獣のように
激しく犯されても痛みはない
むしろ快楽でゾワゾワとして背中が粟立っていく

「ん、・・・あっ、あぁっ・・・ドフィ、」

「アリア、そんなに気持ちがいいか?」

「ん、気持ち、いい・・・あぁっ・・・!」

媚びるような声が口から漏れる

既に愛撫で全身が感じるようにされていて
項に息をかけられただけで
何度目かの絶頂を迎えた
発情期でもないのに
こんなに何度も絶頂を迎えることに驚く

「フッフッフッ、
発情期以外はお前の身体の負担を考えて
控えていたがその必要もなさそうだな」

もう無理、と訴えかける前に唇を塞がれる
唇ですら性感帯なのかと思うほどに
グズグズに蕩けてしまいそうだった

背後から休む暇もなく突き上げられキスをされながら
硬くなった胸の先端を摘まれ
痛みで涙が出てくるのに
いつの間にか快感にすり替えられていく

「んっ、んんっ・・・!!」

先に絶頂を迎え、力が抜けると抱き抱えられるように
腰を打ち付けられた
「っく、」

ドフィの精子が中で出される
それだけで身体が悦んだ

しばらく中にいたが
ずるりと引き抜かれるだけで
ぞわぞわとして気持ちがよくなってしまう
意識か朦朧としたまま寝転がっていると
ドフィに抱き寄せられるキスをされる

「アリア
明日、ドレスローザから出るぞ」

「ん、どこ行くの・・・?」

「内緒だ」

ドフィにキスをされますます身体が蕩けていく
太腿にはドフィのものが硬くなり当たっている
まだ体力も戻っていてない

「ドフィ、休憩、しよ・・・?」

「馬鹿なコトを言うんじゃねェ。
明日までたっぷり時間があるんだ。」

今度は仰向けにされ
ドフィを見るとにんまりと笑っていた



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