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四つん這いでキッドがいるソファへと戻る

「あぁ、逆らわねェのはいい態度だ」

キッドの足元に近づくとグイッと髪の毛を掴まれ
持ち上げられる

「その格好で船内散歩すんのと
舐めるのどちらか選ばしてやる」

そんなの答えは決まっている
裸でクルーの前になんて出れるわけがない

ソファに座るキッド顔を埋めまだ柔らかい棒を口に含み
口の中で硬く、大きくなるように丁寧に舐める

硬くなってくると髪の毛を鷲掴みにされ
喉奥に肉棒を押し込められた

「ぅ、んぐっ」

口でするのは慣れてきてはいるものの
無理矢理されるのはやはり苦しい

「麦わらが気になるのか?
それとも、仲間の中に好みの男でもいたか?」

両方とも違うと訴えるように
キッドを見上げるが嘲るように笑うだけ

「見えねェ場所に彫られてるだけじゃ
自覚が足りねェのか?
次の島に付いたらまた増やしてやるよ」

足で太ももをなぞられ刺青がきゅっと疼く

これ以上どこに彫るのかと思う

「誰が見てもわかるように
手の甲、首、二の腕彫る場所なら沢山ある」

考えを見抜いたようにその場所に
頭から離した手が触れていく
すぐに引くといはいえ刺青を彫るのは痛い
そんなことを考える前に口に集中しろというように
喉の奥を突かれる

涙目になりながらキッドの気持ちのいいところを
舌で探り懸命に奉仕して
顎が疲れてきても歯だけは当てないように気をつける
前に歯を少し当ててしまったことがあり叩かれた事があった

「っ、く」

キッドの声と共に口の中に精液特有の味が広がった
大量に出されたがそれを零さないように飲み込み
竿の方も綺麗に舐め上げる

「ふん、少しはマシになったな」

「んっ、あぁっ・・・」

身体を持ち上げれ膝の上に立たされたかと思うと
手を引っ張られまだ萎えない男根が一気に挿入される

唾液で肉棒を濡らしてはあるが
潤いきってない場所に挿入れられると
最初は苦しいが今では
少し動かされるだけで潤ってくる

「ぅ、あっ、キッドっ、」

両手を掴まれたまま下から激しく突き上げられ
一気に絶頂を迎えたが
それでもキッドは動きを止めてくれずに
何度も無理矢理迎える絶頂に目尻からは涙が零れていく
前のめりなりそうなると耳元で声がした

「アリア、こっち見ろ」

「は、ぁっ、」

キッドに視線を合わせると
食べられるかのようにキスをされた

掴まれている手が痛い

なのに耳に響く声は甘い



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