ごまかせない雨に
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「ドフィ、ごめんな、さい」

「聞こえねェなァ」

仰向けにひっくりがえされ
手を押さえつけられたまま
片脚を思いきりひらかれ
入口に硬く大きくなったものが
あてがわれた思った瞬間に一気に貫かれる
指よりも太いものがいつもよりも解されていない
場所へと挿入ってくると裂かれるような痛みが全身を巡る

「ひ、ぁっ、」

目隠しをされているはずなのに
目の前がチカチカと光る

「きついか?アリア・・・」

「ふぅ、・・・」

こくこくと頷くが
聞えるのは低く笑う声だけ

何も見えない動かせない身体を
がつがつと突き上げられ犯される

痛みに耐えていると痛みとは違うものが
出てきて口からは嬌声か漏れると
目隠しを外された

「あっ、だめ、っやぁっ」

自分の気持ちとは関係なく躰が悦ぶ
ドフィは口の端を上げている

「効いてきたか?
たっぷり可愛がってやる」


◇◇◇

眠気に抗って目を開ける
媚薬のようなものを使われたからか
所々記憶がない

何時間ぐらい経っているのか
途中ドフィに食事を与えられた気がするが
記憶もあやふやだ

体が綺麗になっているのは
ドフィがしてくれたのたろう

ドフィは縋るようにあたしを抱いた
まるで幼い子どもが母親にわがままを言うように
体を起こすとすぐ隣にドフィが寝ている

そっとドフィの頭を撫でてみるが起きない

きっとドフィも家族とのことで何かあったのかも知れない
なんとなくそう感じた

マルコさんに対する気持ちとは違う
エースの時にも感じた気持ちが胸を締め付ける
同情なのかもしれない

頭を撫でながらこめかみにキスをすると
ドフィの手が腰に巻き付く
起きたのかと思ったが
そのまま膝を枕に寝息を立てている

ドフィが連れ出して
優しく、そして強くしてくれて感謝しているが
何を考えているのかはわからない所があって
全てを信用してはいけないと本能でわかる

「ドフィ、ごめんなさい」

それでもあたしは貴方を利用して
マルコさんのところに、みんなの所に帰りたい


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