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露わにされた胸には
キッドが残した複数の鬱血痕
揺さぶられて上下に揺れる身体

一回、精を放っても衰えない
男根を蜜で濡れた陰裂はすんなりと受け入れる

「あっ、んっアぁっ」

「何度イっても締め付けてくんな。
お前のココ美味そうに咥えてるぞ」

ククっと笑うキッドの額には汗
最初の頃は汗もかいてなかったのに
少しはあたしもキッドを
気持ちよくさせているらしい

情事中に首を締められ
感じたくないのに
達している自分がいる

その度にキッドは淫乱と罵られるが
それだけでも身体が乱れていく

「く、アリア出すぞ」

「あ、んん、んっ」

首を絞める力も強まり
キッドに激しく腰を打ち付けられ
中に精を放たれるのと同時に
また達してしまった

何度もイかされ
息が弾んでまともに喋れない

首を締めていた手が離され顎を持たれ
唇が重なり舌が入ってくる
荒々しいキスに応え舌を絡める

「今はこれで終わっといてやるよ。
続きは夜帰ってきてからだ。」

縛られていた手も解かれ
力なくベッドに横たわる

抱かれて疲労した体は
鉛のように重く動かす事ができない


◇◇◇

なんとか身体を動かして
外へ出れる準備をして
キッドから渡された服を着てローブを被り
いつものように抱えられお店に入った

もう既にクルー達は酒を飲み
女の人達と楽しそうにしている

他の席より少し豪華な場所へ
案内されるとそこには
キラーがもう待っていた
抱えられたまま座ると女の人達が隣座る
いつものように嫌な視線と空気を
覚悟していたのに今日はなんだか違った

「お頭さんー!この子可愛い〜!」
「私も抱っこしたい!!」

ここの島の女性は背が高い人が多く
あたしぐらいの身長の女の人はいないらしく
小動物を愛でるようになで回される

いつもは脱ぐことが許されないローブも
脱がしてもらえそれで
このような状況になったのだ

席についた女の人はキッドとキラーを
ほっといてあたしに構う
気を悪くしていないかと不安になり
キッドとキラーを見るが
気分を害した様子もなく
2人で地図を見ながら話をしていた

「アリアちゃーん。
男同士仕事の話よ。
ほら私達と遊びましょ」

あーんと差し出されたチョコを
食べると可愛い〜!と声が上がる

最初は女性が2人だけだったのに
気がつけば4人に増えていた
あちらこちらからなで回されたり
お菓子を与えられたりと忙しい

「ふふ、身体は小さいのに胸大きいのね」

「ほんと!柔らかーい」

お姉さん達の手が胸を優しく揉むが
何をされているのかわからない
自分の体なのに感覚がない
顔が熱くて頭がぼーっとする

「あら、顔が赤いわどうしたの?」

「お酒入ったチョコ食べたからかしら?」

「赤い顔も可愛いっ!食べたいちゃいたいわー」

すぐ近くで話しているはずなのに
なんだか声が遠くで聞こえていた

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