馬鹿な女と呼ばれても
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部屋に入るとすぐに
ベッドへと運ばれながら
キスをして服を脱がされる

「ドフィ、ここじゃ」

「恥ずかしがるこたねェ。
誰も邪魔しない。
おれとお前は恋人だ。
見張りにも聞かせてやれよ」

キスの合間に止めようとするが
なァ?と意地悪く笑う

◇◇◇


「や、ドフィっも、あァっ」

「フッフッフッ
ココ好きだなァ」

まるで溺れかけている人のように
ドフィの大きな身体にしがみついている

涙で滲む視界に
余裕があるようなドフィの表情が見えた
グイっと最奥まで貫かれ
しがみついてた腕が離れて
身体が仰け反る

「ん、あっァっまたっ」

「あァ、イけ」

頭が何度も真っ白になり
何も考えられない
ここが海軍本部だと
頭の片隅にあるのに
声を押し殺すことができずに
恥ずかしげもなく嬌声をあげる

達したばかりなのに
遠慮もなく愉しげに腰を打ち付けられ
すぐにまた軽く達してしまうのだ

「ひゃぁっ、ドフィ、もう、やめっ」

「まだだ、夜は長い。
すぐに、へばるんじゃねェよ」

「あ、そこっ、気持ちいぃっんんっ」

「フフフ、素直じゃねェか
たっぷり可愛がってやるよ」

ドフィに抱かれ快楽の中へ堕とされていく

気に入られるように鳴いて甘え喜ばそう
快楽の中でもそれだけは守れるように心に刻む



まるで娼婦のようだ
身体をあげても心はあげない
馬鹿な女だとわかっている
それでも貴方の元に帰りたい

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