こわれてくわれてく
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「やぁ・・・っドフィっ、」

「ココがいいのか、」

男根を挿入れられながら
コリコリと赤い芽を刺激され
意識が飛びそうになる


この世界の人達は精力が強いのかと思うほど
エースもドフィも何度も抱いてくれる

発情期の自分には凄く有難いが
普通の女性には相当きついだろう
発情期じゃなかったら
こんなに続けて抱かれたら壊れてしまう

ドフィもΩに当てられてヒート状態なのか
でもどこか冷静な気がして
乱れている自分が恥ずかしくなる時もあるが
理性を保ってられなくなってしまったら
もうそんな事はどうでも良くなる


ドフィと部屋に籠って5日
やっと発情期が終わる

その頃にはすっかり身体は
ドフィに慣れてしまった
『Ωは淫乱だ』なんて
言われる事もあったが
発情期では気持ちがなくても
乱れてしまう自分には
似合いの言葉だと笑ってしまう

「ドフィ、発情期に付き合わせてごめんね」

背中を向けて寝ているドフィに呟く

シャワーを浴びようと
ベットから降りようとすると
急に身体が動かなくなった

「あ、れ...」

「どこに行く気だ」

寝ていると思っていたが起きていたらしい

「シャワーを、浴びに」

シャワーを浴びに行きたいはずなのに
体はまたドフィの隣へと行ってしまう

「フッフッフ、
発情期は終わったのか?」

「うん、落ち着いた。
ありがとう・・・」

「女を抱いて礼なんざ初めて言われた」

その言葉は色んな女性を
抱いてきた事をさしているのだろう

「そんなに精力が強かったら
皆大変だったでしょうね・・・」

ふうと息を吐いて顔も知らない
女性達に同情してしまう

「こんなに何日も夢中になって
抱いたのはお前が初めてだ」

「・・・そう」

ドフィは女性を
喜ばす言葉を難なく口にする
『綺麗だ』『可愛い』なんて
何度言われたかわからない
間に受けないようにはしているが
そんなことを言われて
悪い気がしないのも事実だ


寝転がるドフィの手が伸びてきて
あたしを引き寄せキスをする

「今夜ファミリーに紹介する」

キスの合間に囁かれ
緊張で身体が強ばる

「ん、わかっ、た」

「能力者も多い
発情期が近くなったら
あまり近づくなよ」

頭を撫でられキスが終わる

「わかった」

「・・・逃げようとするなよ」

最後に言われた言葉に
首を傾げる

「逃げないわ。
だって強くなって
親父さま達に会いに行くのに
ここから去ってしまっても
いける場所なんかないもの。」


「フッフッフ、それならいい。
こんな心配をしちまうなんざ
おれらしくもねェ」

ドフィは海軍からあたしも
預かっているということになっているのに
逃げては困るという意味だろう


そっとドフィの手を握る

「ドフィ、あたしは逃げたりしない。
貴方を裏切らないって約束するわ。」

少し呆気に取られたように口を開いたが
すぐにいつものように独特な笑い方をした

「あァ、約束だ」


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