誓いのキス
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着いたの先は船

ドフラミンゴの部屋で
あろう場所へと通された

モビーディック号ほどではないが
この船も十分に大きくそして豪華だった

「そのみっともねェ服着替えろ」

「え、これ?」

白いワンピース
確かに地味ではあるが
そんなに悪いものでもない

「これ着ろ。お前に合う服を用意させた」

「ありがとう・・・」

差し出れた包装された箱を受け取り
部屋についているバスルームに案内され
そのままシャワーもしていいと言われたので
お言葉に甘えることにした

やはりドフィに合わせて作られてる部屋は
基本的には全てが大きい
届かないわけではないから困る事はないが
元の世界では低くはない方なのに
ここにいると小さくなった気分になる

シャワーをすまして
ドフィから受け取った箱の中身を開けると
普段なら絶対に選ばないような
ほぼ透けている下着、
色は淡いピンクで可愛いのに
デザインが胸も背中も大きく開いた
膝くらいの長さのドレスと
ドレスの色と同じで
ヒールの高いパンプスが入っていた

とりあえずは着てみると
下着は何故かサイズがピッタリとあっていた。
胸が大きく開いているような服は初めてで
谷間がしっかりと見えて恥ずかしい。

バスルームのドアから顔を覗かせると
ドフィは机で書類を見ていた

「ドフィ・・・」

小さい声で呼んだのに聞こえたらしく顔を上げる

「アリアこっちにこい」

恥ずかしい気持ちを押し殺して
ドフィの側へと歩く

「フッフッフ、似合うじゃねェか
だが、これはいらねェ」

いつもの癖で首から下げられている
首輪の鍵を取り上げられ
首輪を外される

「っ、それは・・・」

「お前はおれから与えられるものを
つけてればいい。
これをつけてやる。
おれのマークが入ったもんだ。
これをつけていれば
下手に手出しなんざされねェよ」

とられた首輪の代わりに
ドフィの海賊旗のマークが
真ん中に彫られている首輪を
見せられる

「ありがとう。
でも、その首輪はおつるさんから
もらったものだから捨てないでほしいの」

「あァ、おれが閉まっといてやるよ。
髪の毛あげろ。つけてやるよ」

ドフィの膝の上に乗せられ

つけやすいようにと
髪の毛を持ち上げると
ぺろりと舌が這う

「きゃっぁ、」

「白い首に噛み付きたくなるな」

舌はそのまま背中へと下がっていく

「んっ、もぅっふざけ、すぎ」

ゾクゾクとして背中が反り返ってしまう

「フフ、感度もいいな。
顔赤いぞ?」

首に首輪をつけられ
ほっと一息つく

「ドフィ、あたしは何かする事はある?
仕事を手伝ったりしたいの。
ただ側に置いてくれるだけじゃ悪いもの」

「おれの目の届く所で好きな事をすればいい。
・・・まぁ気が向いたら手伝わしてやるよ。」

「うん、」

優しい手つきで撫でられる髪
ドフィが何を考えているかなんて
わからないがとりあえずは
言われた通りにしていればいい。

「・・・空いた時間は身を守る術も教えてやる」

「ありがとう、あたし頑張るね」

今度は後頭部にキスをされる

え?と思い振り返ると
今度は唇に唇があてられる
すぐに離される

「本当におれの元にいるのなら
お前からもキスできるよなァ?」

ニヤリと笑うドフィに
拒否は通じないだろう

こくりと頷き
ドフィの唇にキスをした

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