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コンコンとノックが聞こえる

『はい?どうぞー』

ギィと扉が開けば
入ってきたのはマルコ隊長だった

「入るよぃ」
ベットから顔をあげる

『あれ?ナースさんはいいんですか?』

まっすぐベットに来て腰をおろす
それに合わせ起き上がり隣に座る

「買い物に付き合ってやっただけだよぃ」

自分に付き合ってくれたぐったりした
エースさんを思い出す

『お疲れ様です。。』

「あぁ。疲れたから癒してくれねェかい?」

『え?』

そう言い赤い髪の毛を手に取り
キスをする

『昼間もしましたよっ!』

「何度したって足りねェよぃ」

妖艶に微笑みキスをされる
徐々に深く舌を絡める

『んっ』

そっと口を離すと
銀色の糸が引く

そのまま耳、首筋に舌が這う

『んっ』

ピクリと気持ちよさに身体が震える


シャツのボタンを器用に外しながら
「今日はエースとデートだったよかよぃ?
手も繋いでたしねぃ。」
耳元で喋られる

息がかかりそれにすら身体が反応する

『っちがいます!ご飯食べに・・・ん』

ボタンを外し手がシャツの中に侵入してくる

すぐの膨らみにふれ
真ん中を焦らすように撫でられる

『っあ』

「それにこんな格好で誰か確認もしねぇで
部屋に招き入れるなんて感心しねェよい」

口にマルコの指が2本入ってくる

『んん゙!』

「飴舐めるみてぇに舐めてみろい」

言われた通りに一生懸命指を舐める
その間ももう一方の手は
身体を優しくなぞる

「そうだよぃ。下から上に舌を這わしてみろい」

舌先を使い下から上になぞる

『んっはぁっ』
これでいいのかと見やれば
唇をへの字にまげなにかに
耐えているような顔をした
マルコ隊長が見えた

そのまま指を引き抜かれ
それを舐める

その動作が恥ずかしく
少し顔が火照る
「甘いねぃ。今みたいな感じで
今日は俺のも舐めてくれよい」

こくりと頷く
『初めてだから
上手くできるかわかりませんよ?』

ズボンのチャックを下ろして
もう反り返り主張している
ソレを取り出す

よくこんなものが入るなという大きさだ

そっと先を口に含むみ上下に動かす
さっきのように裏を下から上と舐めあげる

大きいソレは口に収まるわけがなく
足りない部分は手を上下に動かした

「っく!初めての割に上手だよぃ。
エースと練習してんじゃないだろうねい?」

『ひてないれす!』

「喋るなよい!
ちょっと荒くするよい」

頭を掴まれ
喉奥まで突かれる
歯を当てないように必死になるが
息もできず苦しい
目をぎゅっとつぶり我慢する

「くっ!」
口いっぱいに精液が広がる
量が多く口の端からこぼれる

もういいだろうと
離そうとしても頭を固定されたままだ
マルコ隊長を見上げれば
ニヤリと意地悪く口元が歪んでいる

しょうがなくゴクリと飲み込む
初めてのソレは
苦くなんとも言えない味がした

飲み込んだのを確認すると
ようやく頭を離された

『苦いです・・・』

「えらいねぃ」
ハハっと笑い頭を撫でられる

「うがいしてきてもいいよい」

まだ口に苦味が残っていた
部屋についている洗面所で口をゆすぐ

『男の精液って苦いんですね。』
うがいをし終わりベットに戻り

机においてあったコップに水をそそぎ飲む
それをそのままマルコ隊長にも渡した

はだけているシャツを直そうと
ボタンを止めようとすると
水を飲み終えたマルコ隊長の手が遮る

『え?』
驚いてキョトンとする

「何直してんだよぃ」

『終わり・・・ですよね?』

「んなわけないだろぃ」

そのまま組み敷かれ
シャツははだけてあらわになっている
乳房の先を口に含まれる

「んんっ」

舌を器用に動かし吸われる
もう片方の乳房は
手で弄ばれ
空いている手は下着の中に侵入してくる

『ひゃあっ』

「ぐしょぐしょじゃねェか」
下着から手を抜き
愛液がついた指を見せる

『やっ』
恥ずかしくなりその手を拭こうと
手を伸ばすがその指をマルコは舐める

『だめっ!汚いです!!』
何度やられても恥ずかしさの方が勝つのだ

そのまま器用に下着を脱がされ
足を開かれ蜜が溢れるソコを
吸い付かれる

肉芽をジュルジュルと音をさせながらすわれ
膣の中にはぬぷりと2本の指が入ってくる
指を曲げられ気持ちの良いところをこすられる
『あっあっあぁそこっ!だめ・・・!!』

「ここがいいんだねぃ」

肉芽をすわれ指で攻められ
快楽の波にのまれる

『やっあ・・・イっちゃうッッ・・・!』
「イけよぃ」

一気に頭が真っ白になった


『あぁっッッ!!!』

身体から力が抜け
くったりとなる

「指が千切れそうなほど締めつけてるよぃ」

そのままキスをされ指を抜かれる

力の入らないあたしを
うつ伏せにし腰を持ち上げる

『まっ・・・て!今イったばっかりで・・・っ』

「下の方は早く欲しいって
ヒクヒクしてるけどねぃ」

いつの間にか復活して反り勃つモノで
一気に貫く

『んぅっ・・・』

「っはぁっ!そんな締め付けるなよぃっ!」

枕に顔を埋め声を我慢する

「そらじゃあ顔が見れねェよい」

そう言い腕を引っ張られ
身体を持ち上げられる
腰を打ち付けながら
かがみ込み深いキスをされる

飲み込みきれなかった
唾液が口元から溢れる

「アリアわかるかぃ?太股に垂れるくらい
溢れ出てるよぃ」

『っはぁマルコたいちょっあっあぁ』
またイってしまうと思った時だった

コンコンとドアを叩かれる

「アリアー起きてるかー?」
エースの声がする

その声に身体が強ばる
マルコ隊長を見やれば
にやりと口元を歪めた

「ほら・・・何か言わねェと入ってこられるぞ?」
耳元で囁かれる
腰を打ち付けるのをやめないで
腕を掴まれたままだ

「アリアー?」

『エースさんっ!あた・・・しちょっとしんどくて
寝てますっ』

頑張って声を絞り出す
「大丈夫か?入っていいか?」

『まっ待ってくださいっ!ほんとに・・・んっ
しんどい・・・んで明日お部屋にいきますっふっあ』

打ち付けるソレが速くなり
声がでそうになる

「声しんどそうだな。じゃあ明日部屋にこいよー」
そう言って足音が去っていく

『ふっはあっあっ』

やっと手を離され
入っていた棒が引き抜かれる
倒れ込むと次は仰向けにさせられ
また挿れられる

「エースがきたら更に締まったよぃ
アイツが好きなのかよぃ?」

小ぶりな乳房を掴み腰を動かす
その手が少し痛い

『ひゃっっあぁぁ』

その痛みさえも甘く感じる

「中が痙攣しっぱなしだねぃ
俺もイかしてもらうよい」

そういい激しく腰を打ち付ける

『やっっまた!またイっちゃうっっ!』
絶頂に昇りつめた瞬間
自分の中に熱い精液が注がれるのを感じた

汗ばむ身体を重ね横になる

おでこ、瞼、頬そして口に
触れるだけのキスをされる

まるで大切なものに
キスをするかのように



「薬飲めるかぃ?」
『ん。』
頷くとマルコは起き上がり
脱いだズボンのポケットから
薬を取り出した。

身体を少し起き上がらせ
口にいれてもらい
水をもらい流し込む

飲みきりまたすぐ力なく
横たわる

その様子をマルコは
可笑しそうに見やる

『なんですか・・・』

「普段は体力があるのに
この時は体力がねぇなぁと思ってよい」

『マルコ隊長は余裕ですねー』
プイっと横を向くと
怒るんじゃねぇよぃと
くすぐられる

『きゃっあ!も!やめてくださいー!』

クスクスと笑い合う
こうやっていると心にあったモヤモヤが
消えていくようだ

「今日は俺もここで寝ようかねぃ」

『え。いいですけど。。狭いですよ?』

「抱きしめて寝るからいいよぃ」

本気か冗談かもわからない
言葉を口にし
「シャワー先に借りるよい」
とシャワー室に行ってしまった


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