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すれ違う人の視線が痛い

「頭がアリアを出すなんて珍しいな」

そんな声が聞こえてくる
キッドとあたしの関係なんて
皆知ってるんだろう

「ジロジロ見てんじゃねェ!
さっさっと仕事しやがれ!」

キッドの怒鳴り声で
皆散り散りになり
持ち場へと戻っていった

「・・・どこに行くの?」

「大浴場」

それ以上は何も言わず
連れてこられたみんなが使う大浴場

「たまには広い風呂に入りたいだろ?」

そんなことないとは言えず
こくりと頷く

男の人達が使っているのに
キレイなお風呂場に少し感心した

「早く脱げよ」

広いお風呂場に2人きり
少し緊張する

「俺が脱がしてやろうか?」

「だ、大丈夫!!」

スルリとワンピースを脱ぎ
そのまま脱衣場から逃げるように
浴室へと向かった

浴室はお風呂と身体を洗う場所だけの
簡素なものだがやはり部屋と比べると
とても広かった

「何勝手に入ってんだよ」

不機嫌な声に振り返ると
キッドも服を脱いでいた

鍛え上げられた身体
改めて見てしまうと
何だか恥ずかしくなり
目を逸らす

手を引かれバスチェアに座らされ
頭から順番に洗われる

泡立てたスポンジと手で
何故だか丁寧に洗われ
時折変な声が出てしまう

「洗ってるだけだろ」

なんてニヤついているきっと確信犯だ

お湯で石鹸を流していても
手がスルスルと身体を撫でる

「も、やめ」

撫でていた手が太股から割れ目をなぞり
中へと侵入してくる

「ココ洗ってなかったなァ。
身体洗ってただけなのに
お前ん中ぐちょぐちょだぞ」

ぐちゅぐちゅとわざとらしく
音を出してかき混ぜる

「や、ぁだめっ」

膣がキッドの指をキュッと締め
身体が仰け反る
それを無理矢理後頭部を
押さえられキスをされる

「んぅっっ」

深く入ってくる舌で
舌を絡め取られて
息もできない

その間もずっと指が
出し入れされて
何度も絶頂を迎える

やっと解放された時には
肩で息をしていた

「咥えろ」

目の前に出される
凶器のように大きくなった肉棒を
まだぼうっとしている頭で
口の中へと閉じ込める

「ふ、上手くなってきたじゃねェか」

舌を使い一生懸命に舐めていると
初めて褒められた

口の中から肉棒を引き抜き
あたしの身体を後ろ向きに立たせ
そのまま後ろから一気に貫かれる

「あァっ」

何度も絶頂を迎え柔らかくなった
蜜壷は大きくなったものを
すんなりと咥え込む

「ここも随分と具合がよくなってきたな」

そんな事を言われても
頭はチカチカと白くなり
何も考えられなくなっていく

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