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言われたとおりに
ベットで待っている
シーツにくるまり
シャンクスの手紙を何度も読み返す

「アリア開けるよい!」

「どうぞー」

ニコニコ顔のマルコ
その顔で結果はわかる

「親父がいいってよい!」

ベットへと戻ってきたマルコは
あたしの後頭部にキスをする

「どーやって許可もらったの?」

「アリアを娘にもらってくるって言ったら
行ってこいって笑ってたよい」

あぁ想像できる

「シャンクスが言ってる島には
今日出ればすぐに着くよい。
今日行くかい?」

「そーだね!早く会いたいし!」

マルコの眉間に皺が寄る

「また新たな男が出てくると思うと
イラつくねぃ」

「待って待って。シャンクスは昔から
知り合いだから」

「・・・それもそれで嫌だねぃ」

舌が首筋を下から上へと這う
巻いているシーツが
ゆっくりと取られていく

「ねぇ。朝っぱらから?」

「赤髪に会った時にはしゃぐ元気を
なくしとかないとねぃ」

「・・・バカマルコ」

そのままキスを受け入れ
また身体を重ねる


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