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ドンドン!っと
ノックの音で目が覚める

「マルコー誰か来たよー」

気だるげに
頭をかきなが起き上がるマルコ
シーツを裸のあたしにかけるのを忘れない

「誰だぃ!朝っぱらからうるせェよい!!」

「あーわりわり!俺だ!」

この元気な声はエースだろう

「・・・なんだ?」

「アリア探しててさーここか?」

「だったらどうしたんだい」

「赤髪がアリアに便りを・・・」


赤髪と聞いた瞬間
起き上がりシーツを身体に巻き付け
おい!っと声をあげるマルコを無視して
ドアをあける

「うわ!アリア!なんて格好してんだよ!」

「シャンクスから?」

目を逸らし手紙を渡される

「うわー!」
3年ぶりのシャンクスからの便り

あたしがベットに戻るのと入れ違いに
マルコがドアへと向かう

「エース、今見たアリアの姿は
忘れろよい!」

「わかった!わかった!」

そんなやり取りを聞きながら手紙を開けた
中には今度着く島で会わないかという内容だった

「行くのかよい」
ベットに戻ってきた
マルコがあたしの肩にキスをしながら
手紙をのぞき込む

「行くよ。当たり前じゃん。」

「・・・俺もいくよい」

「何言ってんの。一番隊隊長」

「そんな事はどうでもいいよい!
どうやって行くだよい」

「エースのストライカーで
送ってもらおうかなー」

「それなら俺が背中に乗せてやるよい」

「だーかーらー」

「親父の許可が降りればいいだろい」

「え、まぁ。白ひげさんの許可があれば・・・?」

「そのまま待っとけよい!」

ニヤリと笑い服を着て出ていった

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