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揺さぶられる度に
鎖がジャラジャラと
擦れる音がする

「へばってんじゃねェぞ」

「ぁ、んっっ」

下から乱暴に突き上げられる

「海楼石つけてねェんだから
少しは体力戻っただろーが」

鎖がついた首輪をつけられ
少しの重みと息苦しさが襲う

掠れる声汗ばむ体

「んっはぁっ喉、かわい・・・たっ」

「上手くキスできたらやるよ」

鎖を引っ張られ
繋がったまま状態で
上半身を起こしたキッドの
唇にキスをする

キスと呼ぶには
まだまだ下手くそで
小さいな舌で
キッドがしてくるキスを
思い出しながら
懸命にキスをする

「下手くそ」

キッドはベットに置いてある水を口に含み
唇を重ねる
与えられる水をゴクゴクと飲む

飲み終わった頃に
後頭部を掴まれ
口内に侵入してくる
キッドの舌を懸命に受け止めた

「くく、ココ締まってんぞ」

赤い小さな突起を擦られる

「ひゃっあァッ!」

そのままキッドの胸元へ倒れ込む

「イったのか?」

ニヤニヤと笑いながら
力が抜けたあたしの身体から
雄を引き抜き組み敷かれた

「気持ちいいだけじゃ
仕置にならねェな」

しかしそのまま
反り立つ雄を差し込まれる

「あぁっっんっ」

「夜はなげェしっかりよがれよ」




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