H×H | ナノ


▼ 好き好き大好き

飛行場からそのまま
家に向かう

出会った頃に住んでいた
ホテルはあたしの

「ねぇイルミ
ホテル高いでしょー?
あたし家事できるし
普通のマンションでいいよ
こじんまりとしたさー」

この発言で引越しすることになった

あたしは本当にこじんまりとした
マンションを想像していたのに
ついたのは
セキュリティが最高レベルの億ション。
最上階を購入したらしい。


「・・・イルミあたし本当に
普通のマンションでいいのに」


「え?ここ気に入らない?
やっぱり狭かった?」

ホテルよりは狭くなったが
3LDKで一部屋一部屋が
とても広い

「・・・ううん。ありがとうございます・・・」

イルミの天然ぶりと
金銭感覚にため息をついた

結局そこもハウスキーパーがいて
特にあたしがすることもなかった



「アラタ着いた」

ぼーっとしてたら
もう着いたらしい

「あ、ごめん」

そっと手を差し出され
その手を握る

キルアくんがこの様子をみて
化け物を見るような顔をしていた

「兄貴がそんなことするなんて・・・!」

いったいキルアくん達には
どんな態度なんだろう

出会った頃は
冷たいとも思ったし
ベットの中では
ドSだが
基本的にはとても優しい


ふふっと笑う
「どうしたの」

「んーん。イルミが
好きだなーと思って!」

抱きつくと
イルミの纏う雰囲気が優しくなる
この感じも好きなのだ

「可愛いすぎ」

部屋に向かうエレベーターの中で
キスをする


この幸せがずっと続きますように・・・

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