H×H | ナノ


▼  君よりも君を愛す

「今日のターゲットはどうだった?」

パーティー会場から引き上げ
ホテルについた

「別に。ただの金持ちの豚みたいなやつ」

「ふーん」

啄むようなキスの中
合間合間に交わされる言葉

「んんっ」

ドレスを脱がされ
そのままソファで
組み敷かれる

「もう!お風呂入ろ?」

「やだ。今すぐ抱きたい」

もうこうなったら
テコでも動かないだろう

いいよと言う言葉のかわりに
首に手を回し
キスをする

軽いキスから段々と
深いものへとかわっていく中

「んっイルミも服脱いで・・・」

「脱がしてよ」

腕を引っ張り起こされ

どうぞと言わんばかりに
手をひろげ待っている
イルミのジャケットをぬがし
ネクタイを外す

自分はパンツは履いているものの
あとは何も身につけていない

イルミは服を着ているのに
自分は全裸に近い状態
その姿をまじまじと見られ
いつも見られてるのに
恥ずかしさで顔が赤らむ

シャツのボタンを外そうと
手を伸ばすと

「キスしながら外すして」

頬を手で挟まれ
上向きに固定され
唇が重なる

ボタンを外そうとするが
キスに集中してしまう

飲み込みきれない唾液が
口のはしから溢れ
唇が離れると銀の糸が引いた

「ボタン外せてないよ」

「だって・・・キスしながらとか無理だよ。」

クスクスと笑いながら
ボタンを外していく

イルミの指先がそっと
下着の上から
割れ目にそりなぞる

「キスだけで濡れてる」

「んっ。」

パンツを横にずらし
侵入してくる指

「さっきなんて話かけられた?」

くちゅりと指が膣に入ってくる

「んぅ・・・あっ!」

「こたえて」

「あぁっ・・・聞いてっなかった・・・からっ
答えてないっ・・・」

イルミの首に手を回しぎゅっと抱きつく

「ふーん。やっぱり殺したら良かった」

指は2本に増え
バラバラに動き回る

「んんっ!イルミっそんなにしたら
イっちゃうっっ」

「イっていいよ」

親指で朱い尖塔を刺激され
膣が締まるのが自分でもわかる


「やぁっ・・・!ん・・・はぁ、イくっ・・・」

首に回していた手に力をこめる
絶頂に達した

脱力感で身体をイルミに預ける

落ちていたジャケットを手にとり
あたしにかける

どうしたの?と口を開こうとした瞬間
ドアが勢いよく開いた

「兄貴ー!アラター!」

元気よく入っきたのは
キルアだった

「きゃあっ」

「うわ!なんて格好してんだよ!」

「アラタ。着替えてきて」

ジャケットを押さえ部屋に着替えにいく

「キルアじゃなかったら殺してるよ」

「こえーこと言うなよ!」

「帰ったら俺が拷問の訓練するから」

「え!」


兄弟らしからぬ会話が聞こえてきても
聞かぬふり

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