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▼ 依存街道まっしぐら

イルミと付き合って1年が
経とうとしている


「イルミ」

「何?」

「明日買い物行ってもいい?」

「アラタはすぐ変なの引き寄せるからダメ」


元から過保護だか
更に過保護になった。


別に困ってないからいいけれど。


念を教えてもらい取得した。

操作系だった。
イルミと同じらしく知った時は
嬉しかった。

イルミのなかなかのスパルタ教育で
念も使いこなせるようになった。


イルミの仕事でパーティーなどの
パートナーとしてもついていく。
だから離れてる時間なんて
ほとんどないわけで
今も仕事でついてきている街の
ホテルでゴロゴロとイルミの膝を
枕にしてくつろいでいる

「キルアにもまた会いたい」

「キルはアラタに
抱きつくからダメ」

「弟じゃん!」

「俺のね。
アラタからしたら異性でしょ」

「・・・年下だよ。七つも」

「俺とアラタも5歳離れてる」

「もー!子どもに興味ないよ!」

「うるさい。ダメなものはダメ」


イルミの弟のキルアと知り合ったのは
イルミが仕事で連れてきたから
最初はイルミの知り合いだからと
警戒されていたが
何回か会ううちに
すっかり懐いてくれて
抱き着いてきたら
ヨシヨシと頭を撫でたりしていた。
それがいけなかったらしい。

「俺とキルどっちがいいの」

「イルミに決まってるじゃん!
イルミがいてくれたらそれでいい!」

キルアの名前をだして
少し不機嫌になっていたが
この言葉にすっかり機嫌を良くし
キスをしてくれる

いつも通りの無表情だが
雰囲気というか纏う空気で
機嫌のよしあしがわかるようになった

「イルミ大好き」

「俺も。アラタしかいらない」


イルミの傍にいれることが
あたしの幸せ





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