▼ ざんぞう(クロロ)
廊下で無理矢理犯し
意識を手放した
まだ少し幼さが残る少女を見る
この少女を見ていると
加虐心が掻き立てられる
傷つけ孤独にし
傍に置いておきたいと思うのだ
白い肌に赤い跡
首を締めた時についた内出血だ
まるで首輪のようで
妙な優越感が沸き立つ
「お前をほかの男に
抱かせるはずがないだろう」
アラタは俺だけの人形でいたらいい
この便利な身体も何もかも俺のものだ
アラタを抱くとやはり体調など
よくなった気がする
元より悪いなんてことはないが
頭もすっきりするし
体も軽いのだ
「金持ちのじじぃどもも欲しくなるわけだな」
『ん・・・』
床で寝て背中が痛いのだろう
身じろぐ
衣服を整えてやり
抱きかかえて寝室につれていった
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