H×H | ナノ


▼ かいらくのなかで

首を掴まれたままで
息がしにくい

舌を絡め取られて
深く深く口づけを交わす

息ができず力が抜けてきたところで
やっと首から手をはなされた

『けほっけほっ』

やっと入ってきた空気を
思い切り吸い込むと
咳き込んでしまった

まだむせているあたしの
身体を壁側に向け両手を
片手で壁に押し付け
短パンと下着を
膝までずり下げられた
これから行われる行為が嫌でもわかる

『あっ!まって・・・!』

濡れていないソコに
無理矢理ねじ込まれ
痛みで顔が歪む

『っクロロ!痛いっ!』

そんなことはお構い無しに
腰を動かされ
生理的に涙が滲む

防衛本能からかやっと
潤ってくると
甘い疼きが下半身に集中する

「濡れてきたな」

『も、んんっ!』

Tシャツをたくしあげられ
背中に口づけをする

「締まるな・・・無理矢理されるのが好きなのか?」

『っんん!ちがっあぁ!』

無理矢理されるのが好きなわけがない
それでも身体は快楽に悦び
蜜を溢れされる

『あぁ!やっ!そこだめっ!
なんかっ変になるっ・・・!』

「ククっイくのか?」

『んっぁあぁあ!』

電流が全身を駆け巡るような感覚
身体の力が抜ける

「俺はまだイってない」

反り返っているソレを引き抜き
抑えられていた手を離され
床に仰向けに寝かされる

意識が朦朧とする中で
一気に突かれる

『ひゃっあぁぁ!』

「イったのに締まり具合はいいんだな」

『やっあクロロぉ!』

背中に手を回すと
キスをくれる

「っはぁ!いくぞ!」

腰を動かすスピードがあがる

『んんん!!』

また頭が真っ白になると当時に
中にあたたかいものが
注がれたのがわかった

耳元で
「俺といる間は誰にも身体許すな」
と聞こえた

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