H×H | ナノ


▼ おぼれそうで(クロロ)

警戒心もなく
抱き着いてくる

この少女を穢してしまいたい

その衝動に何度掻き立てられたか。

仕事が終わり家につくと
眠たそうなアラタ。

白い肌に映える黒髪
大きな瞳小さいぽってりとしたピンクの唇
二年前よりも女として成長したこの少女に
もう理性など抑えられるはずもなく

唇を奪っていた

アラタを
抱くのに優しくなんかしてやれるはずがなかった

自分がこんな少女に歯止めが
きかなくなるのが信じられなかった

この少女の甘い匂いに
身体が嫌でも反応してしまう

泣いて縋る姿さえも
煽る材料にしかならない

欲を吐き出しても
まだまだ足りない




もっと泣いて
堕ちて
穢れてしまえばいい




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