H×H | ナノ


▼ まもられていたはずのおりが

昼寝から目が覚め
クロロを見送る

軽く夕食を済ませ
お風呂に入り
クロロの部屋のベットで
本を読む

これがクロロのいない時の
あたしの行動。

ふと気がつくと
かすかに玄関から音がした
いつの間にか眠ってしまったらしい

ドアが開き
クロロが入ってきた

「クロロおかえ・・・」

言い終わらないうちに
押し倒され
唇がふさがれた

一瞬何が起きたかわからなかった
これまでクロロとキスなんかしたこともない

あたしの戸惑いなんてお構い無しに
舌が侵入してくる

ハッと我に返り
歯をくいしばって
首を振り逃れようとする

それを許すまいと
顎を捕まれ固定される

『んん!』

ザラザラした舌が歯茎をなぞる

「アラタ舌噛むなよ」

そう言って息継ぎも与えないくらいの
激しいキスをする

『ゃぁっんん!』

顎を固定されてない手で
パジャマにしている
ワンピースの中に侵入してくる

クロロを離そうと胸を押していた手を
頭の上に固定される

少しばかり力がついてたはずの
あたしはびくともしない
圧倒的な力の差がそこにはあった

ワンピースをたくしあげられ
脚の間に体を滑り込まし覆い被さるように
露わになった乳房の突起を
吸われる


2年ぶりの感覚
しかし今まで感じたことのない
刺激だった

『ひゃあっやだっクロロやめてってば!!』

いつものクロロの匂いとは別に
微かに鉄の臭いがする

何回かクロロの帰りに嗅いだことのある臭い

恐らく血だろう

(人を殺して気がたっているの?)

その臭いを纏って帰ってきたことが
何回かあるがこんな事は初めてだった

抵抗も虚しく
乳房の突起を舐められたり
甘噛みされるたびに
身体がぴくりと波打つ

『っんん!』

「久しぶりだから敏感なのか?
それとも元からか?」

久しぶりだから?

クロロに性行為をしたことがあるなんて
話はしたことがないはずなのに

「下着の上からでもわかるくらい
湿ってるぞ」

布越しに秘部をなぞる

『あ゙ぁっ!ハァっやめ・・・て』

心もとないその布を器用に脱がされる

ヌプりとクロロの綺麗な指が一本入る

『ひゃアッ・・・っ!』

毛もまだ生えていないソコは
自分でもわかるくらい濡れていた

クチュクチュと音が響く

2本目の指が入る
濡れているとはいえ
少し痛みが走る

『やっ・・・いたっあっっ』

「きついな。2本でこの狭さだったら
この後が辛いな」
と笑う

次第に痛みから甘い疼きに変わる


指を引き抜き
その指を見せつけるように舐める

今まで自分の中にあったものを
舐められ羞恥で顔が火照るのがわかった。

「甘いな」

『だめ!舐めないで!』

やだやだと頭の上の手を自由にしようと
力をいれるが当然びくともしない。

ふと手が自由になったと思ったら
脚を持ち上げられ
クロロが蜜が溢れるソコを
舐めあげた

『やっあ?!』

クロロの肩を押そうともがくが
舐めあげられるその行為が
恥ずかしくなり手で顔を隠す
恥ずかしいのに身体は敏感で
朱い尖塔をジュルジュルと
音をさせながら舐められると
嫌でも反応してしまう。


『あっンッおねがっ!やめ、、
なんか変ッやだ!あぁっ
そんなとこ汚い・・・てばぁっ!ひゃぅっ』

恥ずかしくて目に涙をため訴える
羞恥からくる涙なのか快楽からの涙なのかは
自分でもわからない

「ここ舐められるの初めてか?」

『そんな・・・とこ誰も舐めないっ!』

「性感帯は未開発か・・・
開発のしがいがあるな」

その言葉でニヤリと口元が歪むのが見えた




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