H×H | ナノ


▼ 暗い檻

服を脱がされていく
裸でベッドにいるのは少し肌寒い
クロロは服を着たままだ

押し倒され唇が重なる
優しいキスだ
口の中を丁寧に愛撫するように舐められ
それだけで下腹部が潤っていくのがわかった
焦らすように首筋を舐められた

「クロロ、なんかやっぱり変わった。
あたしの記憶がない間に何かあったの?」

「アラタが気にすることじゃない。
お前が気にしなくてはいけないのは
俺のことをしっかりと覚えていく事だ。」

「もう、覚えてるっ、」

首を痛いぐらいに吸われる

「アラタ後で髪を切ってやる。
おれは長すぎるのは好きじゃない。」

「ん、わかっ、た」

あたしは何で髪の毛を伸ばしていたのか
それすらもわからなかった
クロロに触れられると少しの違和感があった
この人じゃない、と言っているように
それでも身体は熟れていく
熱を帯びクロロを受け入れていく

「アラタ、何を考えてる」

「ん、何も、考えてないっあぁ、」

脚を広げられ大きくなったものが
挿入ってくるだけで軽く達する

「アラタをすぐにイけるようにしたのは俺だ
覚えているか?」

こちらがどんなに乱れても
クロロは観察するようにみてくる

「ああっ・・・覚えてるっ」

「シャルナークは覚えているか?」

何故ここでシャルが出てくるのか
わからなかったがコクコクと頷く
それと同時にクロロが女と
ホテルに入っていく姿を思い出した

クロロを睨みつけると動きが止まった

「私見たの。
クロロが、女の人とホテルに入っていくの。
それがとても嫌な出来事だった。
今思い出した。」

「あの女なら情報を聞き出すために
ホテルに誘っただけだ。
聞きたいことだけ聞いて殺した。」

殺したということ以外は
嘘のような気がした

「抜いて、やっぱり今日はしたくない。」

「妬いてるのか?」

「っ、そんなんじゃない。早くどいてっ。」

身をよじらせて逃れようとすると
一瞬で身体を反転させられ
クロロが身につけていたネクタイで
手首をくくられベッドへと繋がれる

「生意気な口を聞くようになったな。
また躾をし直さなきゃいけない。
そうだろう?」

大きな手が瞼を覆う

前にも、あった・・・気がする
そう思った瞬間にはもう
何も考えれなくなっていた

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